下石野と宗佐・国包の痕跡  三木鉄道跡歩き再び 5

石野を出てから2つ目の踏み切り。
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実に中途半端に踏切が埋められています。

ちゃんと埋めた方が車も通りやすいと思うんだけどな…
まぁ、そこまで交通量も無いんでしょうけど。

この付近はなぜか枕木が残されたままです。
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廃線跡の雰囲気が色濃く残ってますね。


わきあがる入道雲
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夏ですね。


下石野駅跡に到着です。
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まぁ、変わりないですね、ここも。

丘の上まで上がってまたいつもの場所から見下ろしてみました。
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最初は切り通し区間を歩いてやろうか、とも思ったんですが、
それをやっちゃうと、もうここに来る口実が何一つ無くなってしまうような気がしたので…
なんとなく辞めにしました。

下石野
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石野
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西這田と。
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西這田から先はちょっと見えてないですかねぇ。


丘を下るとそこが宗佐駅跡。
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もはや駅を示すものなど何一つ残っていませんが。

丘がちょうど三木市加古川市の境になっていて、
廃線跡の処遇にもここを境に違いが見られます。

丘をはさんで両端に双子のように存在していた下石野と宗佐。
この二つの現在はそれぞれの市の対応の違いによってまるで違う姿に…


国包手前の踏み切りは完全閉鎖。
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柵までついちゃって。

このちょっと前あたりで手持ちの飲み物が切れたんですが、
それから5分もしないうちになんだか頭がクラクラしはじめました。

さすがにヤバイと感じたので慌てて自販機へ。
飲み物補給ですぐになんともなくなったのでよかったです。

夏の暑さとは恐ろしいものですねー。


国包駅跡も宗佐同様何一つ残っていません。
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ここのカプセル駅舎が三木鉄道公園にあったら面白かったような気がします。
まぁ移築なんて相当難しいもんなんでしょうけど。


加古川線の車庫と隣接する部分にはタイガーロープが。
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まぁ簡単に侵入されちゃ困りますもんね。
それにしちゃあなんだか気合の入ってない封鎖な気もしますが。

厄神にたどり着くと、ちょうど厄神行き列車が到着寸前。
対抗列車が到着次第発車だろうなー、あぁこりゃダメかしら、
と思いつつダメ元で行ったら乗れてしまいました。
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遠ざかる厄神駅



とりあえずこれで一通り三木鉄道跡探索終了です。
三木駅が大きく変わってしまったのはちょっと複雑な思いもありますが、
そのまま放置され廃墟になるよりはまぁマシだったのかな、とは思います。

石野駅のトイレはちょっと好きな駅だけにショックでしたねー。

次は果たしていつになるやら分からないですけど、
また何かしら変化があるなり機会があるなりすればまたやって来たいと思います。