みすゞ潮彩の車窓から 観光列車みすゞ潮彩の旅 その6

下関からしばらく住宅街の中を進み、やがて車窓には海が。
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景色が横に流れていくってなんだか不思議な感覚です。

川棚温泉駅謎の看板。
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投げるな捨てるなときたら3つ目も○○するなで締めて欲しい気がする。

ていうか隣の物体は何だ。


途中駅でもなんでもないところで列車は停車。
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みすゞ潮彩には沿線の中で景色の美しい地点、
ビュースポットでの一時停車がサービスとして行われているのです。

うーむ、確かに青い海がステキです。

みすゞ潮彩限定の停車位置表示もありました。
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こういうのいちいち立てるのも大変だろうなぁ。


2つ目のビュースポットからは夫婦岩が見えます。
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2つの岩をつなぐしめ縄は重さ200kg。
毎年1月2日に行われるしめ縄の張替えは約150年前から続く神事なのだとか。


いやぁ、楽しい列車ですね。


さてそんな楽しい楽しいみすゞ潮彩なのですが。
このビュースポットであることに気がつきました。

隣に座ってる親子連れが、なんだかものすごく景色が見づらそうなんですよ。
それもそのはず。
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なんと隣の18番A・D席、正面窓は△の小さいやつだけ。
自分の座る16番A・D席と比べると雲泥の差です。

そしてよくよく車内を見てみれば、同じ海側でも窓割がまるでダメな座席ばかりです。
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テーブルの位置を見てもらえばよくわかると思います。
このテーブルは座席の正面です。

6番A・Dは右半分に小さな窓があるだけ。
もし知らない人と乗り合わせたら左側A席の人は悲惨です。

その隣、8番A・Dは今度は窓が左寄り。右側D席の人は正面に柱です。
10番A・Dも同様。窓が正面から左寄りになっています。

12番A・Dになってようやく正面に大窓。
しかしその隣14番A・Dは大窓と大窓の間に…


要するにこの列車、窓柱に邪魔されること無く車窓を正面からまともに楽しめるのって、
12番A・Dか16番A・Dのわずか4席しかないわけです。

そもそも通常より大きく撮った窓自体が2枚だけしかなく、それがこの4席の前にしかないわけで。
それ以外の席は椅子と窓割がまるで合っていないのです。

…これはさすがにちょっと。
というかもうちょっと考えて改造してはどうなのかと。
誰もツッコミを入れなかったんでしょうかコレ。


なんていうか特に指定も何もしていないのに、
この16番D席に座ることが出来たのって、ホントにラッキーだったんですね…


難読駅特牛。
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木製ラッチがステキです。
名前ばかりが話題になる駅ですけど、何気に駅舎がステキな気がします。

2駅隣の長門粟野もいい駅舎。
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目の前を走る道路のガードレールが黄色です。
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なんでも山口国体の際に特産の夏みかん色に統一したのだとか。
山口国体ってもう50年近く前らしいですけどね。

それからずっと黄色のガードレールが山口県のスタンダードらしいです。


3度目のビュースポット停車。
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終点仙崎ももうすぐです。








つづく