【北沢産業網干鉄道】 その1 網干駅周辺

ものすごく久々のこの書庫更新になりました。
1年以上のブランク。

まぁ実際問題、廃線跡探索をやったの自体がほぼ1年ぶりであったのですが。


今回探索したのは北沢産業網干鉄道跡。
山陽本線網干駅から姫路港までの間を結んでいた貨物線です。

廃止は平成元年。(昭和62年の時点で既に休止)
もう20年以上の時が経過しています。

でもたぶんこの路線、目にしたことあるひとって多いと思うんですよ。
18切符旅行とか好きな人なら特に。

姫路モノレールが記憶の片隅にあるような人ならたぶん見てるはず。
そんな路線です。

昔から気になっていた路線だったので歩けただけでもなかなか満足だったのですが、
予想外にいろいろなものが残っていたのも収穫でした。

距離もさほどでもなく、ちょっと歩くにはいい路線かもしれません。

とりあえずまぁ適当に紹介していきます。

探索のスタートは山陽線網干駅
駅前には早速鉄道の痕跡が。
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かつてこの路線で使われていた機関車が駐車場の中に保存されています。

この駐車場はかつてこの路線を運営していた北沢産業のもの。
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思い入れとかあるんですかね。
ずいぶんきれいに保管されてるみたいです。

かつての路線は網干駅からまず西のほうへ延びていたようです。
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山陽線の横に空き地が残っています。

こういうとこって駅前超一等地ですね。
売ったらいい財産になりそう。

しばらく空き地が続いています。
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枕木で作った柵がいかにもな雰囲気。

しかしふと足元を見ると。
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あれ、ここJR用地なのか。

位置的には間違いなく廃線跡だとは思うけど…
まぁその辺はいろいろあるんでしょう。わからん。


目の前を茶色の65が通ったので思わず1枚。
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これもインバーター?がぶっ壊れただかで今は休車状態らしいですね。

JR網干総合車両所の手前くらいから左手に進路を変えていきます。
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このカーブがいかにも鉄道跡らしい具合ですね。

そしてこのあたりからなんと線路がそのまま残っているのです。
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以前よりちょっと短くなりましたかね。
この区間通るたびに、
車庫の向こうに消えていく途切れた線路が気になって仕方なかったのです。

そんな気になる路線を実際に探索に来れたってだけでもそれなりに満足してたりしますw




とりあえずまだあっさりですが、線路までたどり着いたところで一区切り。
次回から本格的に廃線跡歩きです。



つづく