【予讃線旧線】 香川最古の石造りアーチ 岩屋架道橋

非常に懐かしいコーナーの復活。
久々の廃線跡歩き記事です。

廃線歩き自体は…たぶん何度かやってはいましたが、
しっかり分離して記事にするとなるともう2年ぶりになります。

さて今回探索するのは予讃線旧線。
前回、と言ってももう4年前になりますが、
かつて探索した、本四備讃線開通に伴う予讃線高架切り替えの旧線区間です。

前回記事はこちらです。


スタートは予讃線宇多津駅
イメージ 1
前回探索はここから下り方。
今回は上り方を目指します。

まずは前回探索終了地点までやってきました。
イメージ 2
4年前より雑草とか耕作が激しくなっているような。

そして振り返るとこんな感じ。
イメージ 3
まぁ、この風景を見ただけでもうなんでここで探索終了したか丸わかりですよね。

何もないんですよ。痕跡。
完全に道路に飲み込まれちゃってる。

カーブの具合がちょっと鉄道っぽいかも?!
イメージ 4
とかそんなレベル。

もうどうしろと。
いやまぁ、古地図くらい持ってこんかいって話なんですけどね。

こんな感じで道を歩いていきます。
イメージ 5

おそらくは線路があったのだろう、という前提で。
イメージ 6
まぁ、鉄道路線ですからよほどの急カーブがあるでも無し。
大~きく外れてはいないのかと。
もしかしたら道路でなく、ちょっと左手あたりかな、と思いますが。


カーブが怪しいですねぇ~。
イメージ 7
言っててちょっと虚しいこの風景。

で、そんな感じで進んで、新線が見えてきたあたりで川を渡ります。
イメージ 8
実はここにちょっとした遺構があるそうです。

川、と言えば廃線歩きでは定番の遺構スポットですよね。

まぁ見逃したんですけどね。
あれって廃線跡遺構?とか思ったら後で調べたら違うものだったという。

これパッと見、橋台っぽいでしょ。
イメージ 9
廃線跡じゃないんだなぁ、これが。


で、適当に歩いちゃったからこの辺も廃線跡見逃してるんだなぁ。
イメージ 10
高架の向こう、線路脇あたりに線路跡があったそうですよ。
現在大型スーパーが建っているのでどの程度まで残っているのかは不明ですが。
そこ調べてこいよって話ですよね。

とりあえずまぁ、切り替え部分ぎりぎりに到達。
イメージ 11
これがこの日最大の目的。岩屋架道橋です。


アーチすべてが石造り、というのは、鉄道施設としてかなり珍しい構造なのだそうです。
イメージ 12
ちなみにこの区間はかつて讃岐鉄道として開業した区間
この架道橋も1897年建設の歴史深い物件で、国の登録有形文化財に指定されています。
今年で115年。まぁなんともご長寿なことです。

コンクリート造りの新線の横、ひっそりとたたずんでいるのでした。
イメージ 13


とりあえずまぁ、目的のものはみられたので満足です。
なんか廃線探索と呼べるレベルではなかったですね…
ピンポイント探査って感じ。

またちゃんと探索に来なきゃいけないなぁ…



次回も四国。
山間のスイッチバック