12系客車に揺られて SLやまぐちクリスマスの旅 その4

自分の座席は1号車の1番前側。
機関車のすぐ後ろでした。

いざ列車が動き始めるとこの座席がいかにステキか実感しました。
目線を下げれば足元から吹き出る蒸気が
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目線をあげれば後ろに流れ去る排煙が
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今自分はSLが牽引する列車に乗っているのだということを強烈に実感させてくれるステキ席です。
しかも最後の窓際席を確保したはずだったのに、
対面の座席は調整席だったのか、終点まで誰も来ずワンボックス貸しきり。非常に快適です。

適当に思いつきで乗りに来たのになんと運のいいことか。


最初は屋根の上にちらほら残る程度だった雪も、
標高が上がるごとにだんだんと…
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こんな景色の中走るSL列車というのはさぞ風情があるものなのだろうなぁと思いつつ。
あんまり撮るほうには興味もなかったりするのでひたすらぼんやり列車に揺られています。

お子様向けにプレゼントもありました。
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普通のスニーカーはいたサンタさんってちょっとどうなんだろう(笑)

こんな天気だというのにいっぱい撮り鉄さんが。
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そんなところに車止めていいんだろうか。

ていうかせめて車は新山口に止めといて、
山口線内は列車で移動する位してもいいのではないのかと。

でもそれだと撮影スポットまでは遠いのか。
だったら最寄り駅から何人かでタクシー使えばいいんじゃないかな。
お金を落とせばいいと思う。地域の活性化のために。

まぁ、これみんな地元の人って可能性もあるけどね。うん。
途中並走しながらこっちにカメラ向けてたクルマはなにわナンバーだったけどね。

篠目駅でちょっと長めの停車時間。
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みんなぞろぞろと外に出てきます。

駅で待ち構えていた人なんかもいてちょっと混雑状態。
やまぐち号の運転のない日のこの駅はどんな風景なんでしょうね。


この駅周辺も撮り鉄さん多かったです。
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皆さんまぁこうやって遠くからではありましたが、中にはそれ敷地内だろって場所で撮る人も。

そういうのかっこ悪いからやめようぜー。
いい大人が警笛鳴らされるなんてさ。


さすがに日が沈んでからは車窓に撮り鉄さん見ることはなくなりました。
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まぁ黒い車両を日が沈んでから撮るってのは無理ですもんね。


そんなこんなするうちに新山口に到着しました。
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ひとまずはここまで乗ってきた列車にお別れを…と言いたいところでありますが、
実は乗り継ぎの列車の時間がわずか3分。

もう写真撮るだけ撮ってさっさと階段渡って乗り換えです。もう旅の余韻も何もあったもんじゃねぇ。


跨線橋の上からもう一枚。
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そして乗り込んだ列車の中から最後に一枚。
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どうもお疲れ様でした!


とまぁ最後は完全に駆け足になりましたけども、とりあえずはまぁ楽しかったです。
SL列車に乗るのは4年ぶりくらいでなかなか新鮮でした。

また普通のやまぐち号のときにも来てみたいなー、とは思いましたね。
さすがに12系客車2両はちょっと寂しい気もします。

今回ので山陰線の未乗区間も益田-出雲市を残すのみになりましたし、
それ以外でもあとは美祢線三江線芸備線一部と七尾線

JR西日本線の完全乗車もだんだん近く見えてきましたねー。


とりあえずこれで2009年の旅行は終わり。
次回からは正月明けそうそうに北陸へ行ったときのお話を。