ちくてつとへいちく (九州北部乗り潰しの旅 その21)

JR黒崎駅から右手に進み、目指すはちくてつ乗り場。
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スペースの有効利用であるとは思うけど、斜めの時刻表って見づらくないか。


ていうかこんなとこ貼っても見る人そんないないんじゃないか。
ここで立ち止まって見てたら迷惑だろうw


ビルの1階にはめ込まれたような路面電車乗り場。
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まずはこの日最初の乗り潰し、筑豊電気鉄道へ。

この筑豊電気鉄道、黒崎と筑豊直方を結ぶ16.0kmの路線です。
黒崎出発時点ではそれなりにお客さんも多く、各駅詳しく紹介するのは早々に断念しました。

こういうところでためらい無くカメラ出して写真撮りまくるっていうのは、
やっぱり一線を越えちゃうような気がしてどうしてもためらってしまうのです。

一般人から見れば一線も二線もとっくに越えてるようなもんかもしれませんがw

しかし路面電車タイプの車両だからてっきり路面電車なのかと思ってましたが、
もうなんか普通に専用軌道です。ちょっとびっくりした。


電停の間隔はなかなか短く、
小刻みに停車しては発車、を繰り返してのんびりした雰囲気です。



運賃表が非常に面白い構造でした。
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これ幕になってるんですよ。
駅を通過するたびにくるくる回転して新しい面が出てくる。

こういうの見たこと無かったんで面白かったです。

終点筑豊直方駅
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高架の低床ホームに止まる路面電車
なんとも不思議な光景です。

高架線なのにホームが低いってのがなんとも異様です。

窓口は閉まっています。
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土日休日はお休み。

整理券発行機が駅ホームにあるのがなんか不思議です。
でも考えてみれば、固定してあれば常に同じ種類の券を出すだけで済むわけだから、
ある意味利にはかなってるのかも。

外から見るとこんな様子。
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途中でぶった切られたような、そんな感じの駅です。

何でもこの先延伸計画があったとか。
そして延伸した先でJR線を乗り越えるために高架となっていたそうです。

阿佐海岸鉄道の甲浦とかちょっと思い出しました。


で、とりあえずこれだけでちくてつ乗るのは終わり。
なんというか先を急ぐ気持ちばかりが逸って、直通しただけで終わってしまいました。
途中車庫くらいは押さえておきたかったものですが。
筑豊直方のすぐ横にはいい感じの鉄橋もあったし、そこで写真でも撮りたかった…

でもやっぱり別の路線にも乗りたい、と思う気持ちの方が強くて。
泣く泣くこれでサヨナラとなりました。


さぁここからが大変です。
次に目指すは平成筑豊鉄道。始発駅である直方駅まで向かう必要があるのです。

しかし筑豊直方直方駅間は微妙に離れています。
直線距離にしてせいぜい500m程度ではあるのですが。

そして手元の時刻表で見る限り、次の平成筑豊鉄道の列車の発車時間はそろそろ。
急げば間に合う、ということでダッシュダッシュ

朝の下関に続いて本日二度目のダッシュです。


直方駅に到着しました。
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とりあえず発車まではまだ時間があります。
ダッシュの甲斐がありました。

しかし…
平成筑豊鉄道の乗り場が分かりません。

とりあえず中に入ってみればどっか書いてあるんじゃないか、
書いてないにしても連絡改札くらいあるだろ、と思って18切符で改札通過してみました。

でもなんかどこにも乗り場が書いてません。
そして車両も見当たりません。

あれ?あれ?と戸惑っている間にも容赦なく発車時刻は迫ってきます。

仕方無い、こうなったら駅員さんに質問だ!と思ったその矢先。

…ぶろろろろろ…

…少し遠くで気動車のエンジン音が。
列車は出て行ってしまったようです。

がっくりしつつ、一旦改札を出て音の聞こえた方向へ。

あぁ、こんなところにあったのね…
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跨線橋の下にこそっと、平成筑豊鉄道直方駅の入り口はありました。

気づくかこんなもん…
朝に続いてダッシュが無駄に。切ないです。

切符売り場。
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元々2つあった券売機を1コ撤去したみたいですね。
苦労してるんだろうなぁ…

平成筑豊鉄道乗り場から見た直方駅
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JR直方駅とは完全に分離されています。

中間改札くらい置いてくれてもいいのになぁ。

へいちく伊田線の100mキロポスト。
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0キロがちょっと見当たらなかったのが不思議。

直方駅併設の車庫。
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817系とキハ40系統の組み合わせってなんかすごいな。




列車到着までまだまだ時間が。暇です。





続く。