三木鉄道跡歩き その1 代替バスから三木駅へ

廃止から1年4ヶ月が経ちました。

今さら三木鉄道も無かろうよと思われるだろうけど、
撤去が開始されたというニュースを聞くとやっぱりなんだかむずむずしてくるのです。

というわけで実家帰省のついでに行ってまいりました。


厄神駅からはひとまず三木鉄道代替のバスへ乗り込み三木駅へ向かいます。
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路線は神姫バスが運行しています。
バスのサイズはいままでに見たことも無いようなかわいらしいサイズ。

このレベルで十分、と判断されたんでしょうね。
そんなミニバスですらガラガラなのにはもう言葉も無いです。

正直鉄道が存在したのが不思議なレベルの需要ですね。


バスは大体かつての路線に沿っての運行になります。
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たまに車窓に線路跡が見えます。レール・枕木は撤去済み。

停留所は鉄道時代より増えているようでした。割とどこにでも停まれるってのはバスの強みですね。
残念ながらどの停留所も通過ばかりで、その強みが生かされているとは言い難い状況でしたが。

三木駅に到着。
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正面から見る限りでは特に変化ありません。

既に空になった車庫。
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3両いた車両は全て売却され、第2の職場へと旅立っていきました。
北条鉄道樽見鉄道ひたちなか海浜鉄道の3社。

割と近場の北条、一度見に行った樽見はともかく、ひたちなか海浜はちょっと遠いな…
というか北条に三木から車両が行ったせいで紀州のキハ603が玉突きで引退なんだもんな。

洗濯物が干してありました。
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まだ作業なんかを行う関係か、とりあえず人はいるようです。

駅構内もレールが撤去されています。
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車止めってアレだけ見ると案外デカイね。

積み上げられた枕木。
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なにかに再利用でもするんでしょうか。

車両が全部消えたという話は聞いていましたが、まさかこいつまでいないとは。
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ぼろぼろだった保線用モーターカーまで消えています。寂しいのう。


接触限界票だけ地面に残ってます。
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レールが消えたらもう何のためのものやら分からんね。

厄神方の鉄橋付近から遠望。こういうところはさすが10倍ズーム。
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なんか不思議な感じにレールが残ってるなぁ。
搬送のときに入れ替えできるように、って残し方なんだろうか。
だとしたらこの残ってるレールも早々に消えるだろうけど。



ひとまず厄神方へ向けてぼちぼち歩いていきます。
続く