三木鉄道記念公園へ  三木鉄道跡歩き再び 1

廃線から既に2年以上。
未だにここまでこの鉄道に執着してるヒトって他にいるんでしょうか。

なんかみんな置いてけぼりにしてるんじゃないかという空気を微妙に感じるのです。

いやまぁ自分が楽しいんだからそこはもういいだろとも思うのですが。

夏の18きっぷ旅行、第一弾ということで行ってきました。
終点三木がなにやら大幅な変貌を遂げているらしいと聞き、居ても立っても居られなくなったのです。

厄神からの三木鉄道代替バスは、乗客自分含め2人という惨状。
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惨状、といいつつも、そもそも鉄道があった頃もデータイムはせいぜいこんなもんであったような気もします。

車窓には一面の田園風景が続きます。
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この風景の中にかつて鉄路が、なんて、ホントに想像つかないですね。


三木駅跡は驚くほどの変貌を遂げていました。
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まず一見して分かるのは、駅前の空間が相当に広いこと。
以前も駅前は駐車場であったため、それなりにスペースは確保されていましたが、
それにしたってここまで広々とした空間は広がってなかったように思います。



トイレとの距離関係を見ると、かなり駅舎自体が動かされているのが分かります。
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元々このトイレはこんな位置にありました。
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画面左に写っている建物がそうです。


駅舎が移動されているとともに、解体されてしまった建物も。
このあたりにはかつて駐車場と化していた貨物ホーム跡と、車庫があったはず…
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相当大掛かりな工事が施されているようです。

移動された駅舎の隣には「MIKI 夢ステーション」と名づけられた物販コーナー。
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地元の食材やら何やらを販売している様子。
また、食事なんかも出来るようです。

姿が大きく変わったのにはちょっと寂しさを感じもしましたが、
でも、それ以上に、かつてには無かった活気がここにはあるように感じてそれは嬉しかったです。

あと、この物販コーナーの建物、どうやら車庫建物の一部を転用しているようですね。
こういうときに廃止後の写真、それも逆からのを持ってくるのはアレな気もしますが、一応。
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車庫建物の手前側の小さい方。クリーム色の扉があるやつですね。
コレがそのまま物販コーナーになっているようです。


看板にミキ300らしき車両がいるのが嬉しいですね。
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1両はここで保存されるとうわさもあったのですが、
結局北条、樽見ひたちなかとそれぞれに旅立って第二の人生を送っています。

実は一番近いはずの北条の車両を未だ見ていなかったり。
そして乗ったことがあるのは一番遠いはずのひたちなかだけだったりw

かつてのレールバスでも買い戻して置くか、
モーターカー潰さずにここに置いてくれれば楽しかったのに。


駅舎内は大更新といった感じ。
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あの雰囲気が大好きだったものとしてはちょっと悲しいです。
廃止間際は酷いことになっていましたけど。


というか雰囲気だけじゃないですもんね。
駅入り口横のミニ庭園も、「コクテツ」の表記のあった電柱も、どう見ても手動な「自動扉」も…
自分のこの駅周辺で好きだったもの、その全てが姿を消しているのです。寂しすぎる…

ラッチだけ申し訳程度に残したって…

せめてあの「自動扉」は残しとかなきゃダメだと思うんですがw
捨てたんだろうか。ちょっと欲しかったな。いや貰っても困るけど。

こちらはかつて駐輪場となっていた方の貨物ホームでしょうか。
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こちらも綺麗になってますね。
こんな地味なところをよく残したなぁ。


土地が変な形で残っています。
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モーターカー留置してたあたりかな。


ちょっと変化が大きすぎてなかなか頭がついていきません。
とりあえず三木駅跡もう1回続きます。