アプトの道を行く その2 (春の大遠征34)

第2トンネルを抜け、碓氷湖を左に見ながら道は続きます。
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右手の石垣は開業当時からのものでしょうか。

3号トンネルの少し手前には休憩所として小屋が建っています。
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この小屋の周囲は不自然に空間が開いています。


さらに線路を挟んだ反対側には建物の基礎らしきものも。
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現役時代には何らかの建物が建ち並んでたんでしょうか。


第3号トンネル横川方坑口。
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今までの1号、2号よりも短く、既に出口の向こうには
4号トンネルとその向こうの5号トンネルまでが見えています。

トンネル手前には第8カルバート。
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線路横は何もないと思っていたら、
側溝が枯葉に隠れていて、そこに思いっきり足を突っ込むというハプニング。

カメラをかばって左腕を石垣に打ちつけ、碓氷の山に悲鳴が響き渡りましたw


ちなみに道から見るとこんな感じ。
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ぎっしり枯葉が積もっています。不用意に足を突っ込むと危険ですw


第3トンネルを抜けると、また標識が。
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そんなこと今さら言われても…


第4トンネルからは既に向こうが見えていますし、
そんなに危険なようには見えないんですけどねぇ…
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それとも第5トンネルも含めてのことなのか…

しばし考えた後、
とりあえず迷ってても仕方ないので突入。

まあなにかあったら自己責任だよな…

そうは言ってもなにかあったら正直めんどくさいので、
いつも以上に周囲に気を配りながら第4、第5と突破。
ここを抜けるといよいよ碓氷線のクライマックス。
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第5トンネルがまた微妙に長くて嫌でした…


トンネルを抜けるとそこは高い高い橋の上。
碓氷第3橋梁、通称めがね橋の上に出ます。

右手には新線のアーチ橋。
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ここに来るたびに、「待ってればいつか電車が来るんじゃないか」そんな思いに駆られます。
そのぐらい線路も架線もそのままなんです。


第6トンネル横川方坑口。
いくつか残る旧線トンネルの中でもっともりっぱに飾り立てられています。
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めがね橋とあわせてここが一番の見所であったからでしょうね。


下から見上げると流石にスケールが違います。
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なんせレンガ200万個ですもんね…

アプトの道はここで終わり。
横川からは約5km程なので、ちょっとした運動にはなりますね。


ここからは旧国道18号経由でさらに先へ。
まだいくつか碓氷線旧線の遺構を見ることが出来ます。




続く。