【碓氷峠廃線遺構】 旧線第3隧道とその周辺

第2隧道を抜けると左手には碓氷湖。
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坂本ダムによる人造湖です。
このダム、元々砂防ダムだったものを通常のダムに改築したんだそうですよ。

それが珍しいことなのかどうかはよく分かりませんけど。
ダムはあんまり詳しくない。


このあたりから正直ちょっと勾配がキツイ。
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これを乗り越えると割とスムーズに歩けるようになったりするんだけど。

碓氷湖をよく眺められるようなところに休憩所が作られています。
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見るからに新しく、当然観光地化された最近のつくりではあります。

しかしよく見るとその周囲には、なにやら不自然な平場が広がっているのです。
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建物の基礎とかだったりするんでしょうか。

もしかしたら前回記事で取り上げた、
排煙幕を上げ下げしていた隧道番の人達の住居なんかがこのあたりにあったのかもしれませんね。

建物の基礎らしきものはその反対側にも見られます。
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倉庫的なものだったのかもしれませんね。

さすがに線路が近すぎる気がしますし。
こんなところでなかなか生活は出来んのでないかなー。

特に旧線が現役のころの線路際って… ねぇ?
今は線路際ってそんななんとも無いけど。


国道旧18号線をくぐると第3隧道が見えてきます。
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国道の方は何度か改修が入ってるんですかね。
石垣とコンクリの雰囲気が合わないような気もする。


第3隧道横川方坑口。
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全長は80m弱。
こちらの坑口に立った時点でもう一つ向こうの第4隧道、さらに第5隧道まで見えています。

こうやって短いトンネルがいくつも続くってのが路線の年代をよく表してますね。
今はもう長大トンネルでズドーンと抜けちゃうんだもんな。

トンネル内部には金具の跡。
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通信のためのケーブルか、それとも電化の関係設備だったのか。


第3隧道軽井沢方坑口。
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第2隧道は結構ヒビとか入ってたりしたけど、
こっちは別にそんなことないですね。

レンガより石積みのほうが丈夫なのかな。
それともただ単に地被りが薄いからダメージが少ないだけなのか。

まぁ、なんにせよ状態が悪くない方がいいですね。









えっと、すんごい久々の記事になりました。
前回記事の日付見たら去年の7月。


そんなに書いてなかったかと愕然としてます。
そして実家に全て資料を置いてきてしまったことにも。

まぁ、そのうちなんとかしたいとは思います…