坪尻駅に行ってみた その3

接触限界標がありますね。
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分岐なんかあると必ず置かれます。

これより分岐よりに車両を止めると接触するよ、って位置を示すもの。
入れ替え作業なんかすると結構意識する機会が多いです。

雪国タイプはどうだか知りませんが、
このタイプのものは前の仕事場では「豆腐」って呼んでました。

白くて四角いから、ですね。


線路に段差があっても置くもんなんですね。いや考えてみりゃ当たり前なんだけど。
軌道中心間隔がどのくらいの位置に、とかあった気がするけど、
それはこういう条件でも変わらないんですかね。


申し訳程度にきれいな看板がトイレに。
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中を開ける勇気はありませんw

つーかここだけ綺麗にしても意味がないような。


おぉ、雨どいが凍ってる。
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西の方で氷柱ってなかなか見る機会無いものでちょっとテンション上がります。


トンネルの向こうにヘッドライト。
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振り子を効かせて2000系が走り抜けていきました。
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あっという間ですねぇ。
あの列車の乗客の中で、どれくらいの人がこの駅を意識したことか。
一瞬の風景の中に駅があったということにさえ気づかないんじゃないだろうか。

そういう場所にいるんだと思うとちょっと楽しくなるのです。


降りたとき気が付かなかったけど、一部だけかさ上げされてるんですね。
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ホームの一部分だけ綺麗になってて結構違和感あります。

しかしもう完全に一両、あるかないかだけなんですね。
効率的と言えば効率的なんだろうけど。

というかこのかさ上げ、この駅の利用者数を考えると実質一人のための工事なんですよね。
…そ、そう思うとなんか無駄じゃないのだろうか。優しさかもしれないけれど。


3両停止位置と線路末端。
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3両停止位置なんてめったに使わないんだろうなぁ。


このカーブ具合がいいですねぇ。
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長い列車待ち時間も見てるだけで飽きないですね。
いやぁ、楽しい駅です。


ちなみにこうして見るとホントに山間の秘境駅、といった風情ではありますが。

ちょっと目線を変えてみると。
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正面の山に白い筋が見えるでしょうか。

道路のガードレールなんですね、アレ。

道路に出るまで徒歩20分程度かかる、とか言われたりはするんですが、
意外にも道路までの直線距離は近いのか、絶え間なく車の走行音が聞こえていたりします。

こういうことが分かるのも実際来てみたからですよね。


つづく。