下灘・黄昏

このくらいの時間になると、駅舎越しに撮るのもまたいい感じ。
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夕焼けが綺麗ならもっと良かったのかもしれないけど。

こんな駅での勤務ってどんな気分だったのでしょう。
今は真っ暗な事務室を見て、ちょっとそんなことを考えてしまいました。

灯台と。
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あの赤い光と明滅のリズムとが、この駅ののんびりしたムードによく合ってて好きです。
ぼんやり見てるだけでもなんだか癒される。

夏の昼間の強い日差しもいいけど、夕暮れ時のほのかな光もまたいいですね。
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駅舎の電灯が点きました。
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いいねぇ~…

あとはホームの電灯待ち。

が、ここで予想外の事態が。
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かたっぽしか電灯が点かないのです。

球切れ何かか、とも思ったんですが、
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どの電灯もホーム側が消灯状態。

これはもう完全にアレですね。
経費削減。

いや、もう、なんて言っていいかね…
ガックリ来ますよ。

そりゃまぁ必要ないような気もします。
1コありゃ充分明るいとも思います。

この会社の経営が苦しいのだって重々理解はしています。


それでも、この風景のどこか味気ないことと言ったら…
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電球1コ外したら、いくら経費が浮くんでしょうね…

夜もステキです。
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でもついつい考えてしまいます。
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このアングル、電灯がついてたらもっと良かっただろうなぁ…、とか。

うーん…
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なんかもやもやしたものを抱えて家路に着くことになったのでした。
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まぁ、実際自分がいた何時間かの間に人は2,30人くらいは行き来してましたけど、
その中で列車絡みの人ってわずかに3人でしたからね。

あとみんな車。
車で乗り付けてわーきれーいとか言って去って行く。

そりゃ無いよね。

鉄道利用の人にしたってこの時期は18きっぷだし。
そのきっぷで来られたところで、この路線、この駅にはなんら恩恵無いわけで。

そりゃ電灯も消すってもんですよね。


それでも、なぁ…
とりあえず車で来るのもいいけれど、
一駅くらい乗ってみたらもっと素敵だと思うのです。

家族で来たならお父さんだけ車で隣の駅まで行ってみてもいいじゃないですか。

18きっぷで来るにしてもですね、たとえば、乗り換えの生じる松山からここまでの間、
そのわずかな間だけでも、乗車券別に買うとか…

そんなことしてみてもいいんじゃないかなと。
この駅が、この景色が美しいと思うなら。

そんなことをちょっと考えた夏の夜でした。