各駅停車も通過する駅へ

4月3日。
3月の横浜遠征で、とりあえず残り2回となった春の18きっぷ。

横浜行くためだけに買ったのであとは割とどうでもよかったんですが、
まぁ、使わないのももったいない、と。

とりあえず伯備線新見駅までやってきてみました。
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ちょっとだけ乗ってなかった芸備線備中神代~備後落合間を乗り潰そうかと。

全然関係ないけどこの看板見るたびぶどう食べたくなります。
ピオーネ大好き。

関係ないついでに言うと、最近の巨峰って昔に比べて粒が小さいのが出回ってる気がする。
「巨」って感じがしないのが多いような…


地下道渡って芸備線姫新線発着ホームへ。
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ここから三次や津山まで行こうって人が今時どれほどいるのか…

実際の芸備線起点は2つ先の備中神代からですが、
運転系統上は新見が起点となっています。


元々テンション低かったところにキハ120と来ればさらにテンションも上がらず。
ただ車窓を眺めつつ列車に揺られるだけ。

野馳駅のステキな駅舎ももうなんかスルーです。
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今こうやって記事書きながら見返すとホントすごくいいなこれ…
降りときゃよかった。

備後落合到着です。
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芸備線福塩線木次線の3方面列車が勢ぞろい。
18きっぷシーズンというのもあるのでしょうが、山間の静かな駅につかの間の賑わいが。

停まってるのが全部単行ワンマンってのがちょっと寂しいですね。

そしてすぐさま折り返すのです。
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とりあえず芸備線完乗で。
これでJR西日本で乗ってないのは三江線と山陰線一部区間のみ。

まぁいつになるやらみたいな区間ではありますが…


しかし今まさに通過しているはずの線路に輝きがないってのがすごいです。
廃線跡みたいだ。


あっさり新見までは戻らず途中の駅で下車。
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せっかくなんでちょっと面白い駅で降りてみよう、と。

こちらは伯備線布原駅

伯備線上に存在するにもかかわらず、
伯備線系統の列車は各駅停車さえも通過するという不思議な駅です。

この駅に停まるのは、運転系統上は新見始発となっている芸備線列車のうちの各駅停車のみ。

駅の時刻表にも、伯備線上の駅にもかかわらず「芸備線」と表記されています。
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本数は上りが6本、下りが5本。
伯備線は特急だけでも16往復ありますから、通過列車のほうがはるかに多いんですねー。

そしてその貴重な列車のうちの一本が去ってゆきます。
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停車時間が微妙に長くて、もういっそ乗り込んでしまおうかどうかちょっと悩みました。

信号所であった名残か、上下ホームがずれて配置されています。
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降りたホームには先客が。ちょっとビビリました。


ホームの行き来は構内踏み切り。
踏み切りというか通路というか…ですけど。

本数考えると結構危険な気もします。
まぁ利用客数考えるとそうでもないのかもしれませんが。

さて、ここ布原から新見まで、営業キロはわずかに3.9km。
歩けない距離じゃありません。

もちろん線路を歩くわけじゃないので距離は伸びるのですが。

それでも歩いたってレポをネットで見かけてもいましたし、
それが出来るならかなり行程が楽になるな、と思っていました。

無駄な時間をすごさなくて済む。

とりあえず現地着くまで歩く気満々でいたのです。
というか現地ついてからしばらくしてからもいけると思ってた。

でもなんかこう…
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地形険しくね?と。
右手の白い建物の横が駅です。

水平方向の距離だけ考えて、垂直方向の距離を考えておりませんでした。
新見はこの山の向こうか…

ここを歩いて越えていくのは…
しんどいというか…
めんどくさいというか…

結局列車移動にすることに。
ヘタレです。


駅横の看板。
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ヒラメ漁、というのがよく分からんのですが。
ここ、山の中だろう?

アレですかね。ヒラメって名前の漁具を使う漁法でもあるんですかね?


大迫力の特急通過。
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めっちゃ怖い!

さすがに時間が余りすぎるので下り普通で備中神代へ。
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伯備線の普通か何かあるかも、とか、ないにしてもコンビニとかあるかも、
なんて期待を持ってきたんですが、なんもなかったです。


結局その折り返しで新見へ逆戻り。
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こんなことなら野馳駅見に行けばよかったなぁ…


そんなやる気ない感じでさっさと帰っちゃいました。
あっさりー。


まぁ、1回分の元は取れてるし、乗ったことない区間乗れたからいいよね、くらいの。
実にライトな感じの1日でした。


次回も多分にこんな感じ。
ちょっと珍しい鉄道?に乗りに行きます。