最終列車は午前9時  夏の18乗り潰し その6

宇都井を後にして1時間弱。
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次なる目的地、長谷駅へと降り立ちました。

川沿いの静かな無人駅といった風情。
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柵の錆びっぷりがなかなか…

待合室がホームから一段降りたところに設置してあります。
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小ぶりな木造でなかなかいい雰囲気。

内部も綺麗に保たれています。
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除雪用具があるのもちょっと気になります。
この辺雪降るのかぁ。

三江線の雪景色って一体どんなんだろうな…

さてここまでだと単なる手入れの行き届いた無人駅、といった感じのこの駅。
しかし時刻表が衝撃的です。よく見るとなんか写ってるけど気にしないでください。
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なんと三次方面の列車は午前7時20分と午前9時04分の2本。

なんと午前9時04分発が最終列車なのです。
これを最後に三次方面の列車はすべてこの駅を通過していきます。

(午後)9時4分が終電、ってだけ聞いても「早いなぁ」と思うレベルなのに。
午前ですよ午前。朝ですよ。ありえねぇ。

さっきの列車が終電ですよ。
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そう思ってみると遠ざかる姿がちょっと寂しいですねw

ちょっと寝坊でもしたら列車なしです。どうすんだ。
しかも1日2本だから始発の次が終電なんですよね。電車じゃないけど。

うーん、なんかすごい。

というか、江津方面の始発が14時30分ってのもちょっととんでもないですよね。
こちらは三次方面とは反対に、この時間までの列車はこの駅を通過して行きます。

昼過ぎまで列車停まらないとかそれどうなの。
しかも反対方向の終電出た後に始発が来るとかどうなの。

さすがにゴミ箱も封鎖されますねー、そりゃ。

この歪ともいえる異常なダイヤ、元々この周辺にあった小学校が閉校したときに、
三次方面への小学生の通学の便を図るためにこのようなダイヤになったのだとか。

まぁ、現在この路線で通学する小学生はいないそうですが。


ホームと待合室と。
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河岸段丘、ってやつなんですかね。

道路から見上げると草木に埋もれるかのようでした。
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この角度だとちょっと駅っぽくないかもね。


さて、とりあえずこの駅で次の江津方面待つのもそれはそれで面白いような気もしますが、
まぁさすがに5時間はちょっと、です。

しかし駅には列車が停まらない。
じゃあどうする?


列車が停まる駅まで歩けばいいのです!
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というわけで隣の駅までウォーキング。
イムリミット1時間!




つづく