特急はまかぜ4号に乗って

コネタ旅行第1弾。

短すぎて旅行と呼べるレベルでないのだけども、ネタにしないのももったいない、ということで。

旅の始まりは姫路駅。
播但線姫新線まで高架化が完了し、旧駅設備の取り壊しが進んでいます。
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結構好きだったんですけどねー。姫路の旧駅。
こういう姿を見ると寂しくなっちゃうなぁ。

姫新線ホームからははばたん列車が発車するところでした。
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ダメな鉄道写真の見本、といった感じですね。

せっかくのはばたん列車なのに、正面をズームアップしちゃったらこれただの黄色いキハ40…


とりあえず目的の列車が来るまでしばし待ちです。

そうこうするうちにも目の前を、自社では見ないほどの長編成の列車が、
自分の勤める駅では見ないほどの数の人を、吐き出し、また飲み込みして行き来していきます。

格が違うよなぁ…
思わずそんな考えが頭をよぎったり。

ていうかあれに乗るほうが速いんだけどなぁ。


そんなことを思ってるところに、ようやく目的の列車の入線です。
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最後のキハ181系、特急はまかぜ

09年3月のプレスリリースで、
11年春を持ってはまかぜは新型車両と入れ換え、キハ181系は廃車となることが発表されました。

廃止ムードに包まれる前に乗っとくか、というわけでやってきたのです。
指定席まで押さえて(笑)

だって指定席じゃないと切符の券面に列車名出ないんだもん。
西明石-新大阪ののぞみ指定席を同じ理由で取ったことがあります。あれも痛かった。


こうやって見ると結構乗客がいるように見えます。
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しかしこれは全部播但線普通列車を待つお客さん。

JR西の誇る俊足ランナー223系が走り回ってるこの区間で、
わざわざ追加料金払って特急に乗ろうだなんてバカはまずいません。

ましてや指定席に乗り込もうなんて大馬鹿は。
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かつて特急南風で何度か利用したはずのこの車両。
当時の自分はこの車両が好きではありませんでした。

だってうるさいじゃないですか、こいつ。
見た目もなんだか古臭いし野暮ったいし。

これがホームに入ってくると周りの声から何から全部聞こえなくなって耳が痛かったのを思い出します。


それに比べてキハ185のなんとスマートに見えたことか。うるさくないし。
善通寺駅のホームで乗り込む予定の南風がキハ181でガッカリ。
これが自分の中で年代のハッキリしてる一番古い記憶だと思います。

1990年をもってキハ181は南風からは撤退しているそうなので、
もう20年近く昔の話になるんですかね。


そんな嫌いだった車両に好き好んで指定までとって乗りに来るんだから人間ってのは分からんもんです。

列車はするすると動き出し、加古川駅を後にします。
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さすがに223系なんかに比べると、加速はなんだかぼんやりしたものに感じます。

うーん、こんなものなのかな。


そんなこんなでぼんやりする間にも列車は西明石を通過。
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特急に乗ってると実感する瞬間ですね。
新快速は止まるから。


そして三ノ宮到着。自分はここで降りるのです。
甲子園に行くのに阪神乗り換え。

この折り戸も懐かしいですよね。
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足元の段差も。

嫌いだ、って言ったこの車両ですけど、
このステップを上がって車内に入るのは結構好きでした。

今から自分は列車に乗るんだ、って感じがして。



ここでも乗客の乗り降りはほとんど無く。
特急はまかぜ4号は終点大阪へ向け走り去っていったのでした。




というところで終わり。
あっさりしたもんですねw

まぁなんというかこれだけでも乗れてよかったんじゃないかなと思います。

個人的にはもうちょっと四国で乗ったころのことを思い起こすことがあるかな、と、
期待はしていたんですけど、その点は微妙でした。

まぁさすがに20年前の話ですからね。


とりあえず短区間乗車ではいおしまい、ってのもなんだか寂しいので、
出来ることなら一度これで餘部を越えてみたいです。
実現するかどうかはかなり微妙ですが。



次回もコネタ。
衝撃!あの電停がマトモに!