PFとTSE   菜の花の咲く予讃線海回りへ その1

3月あたまのことでした。

年明けからどーにもこーにもしんどくてしんどくて、
お出かけも出来なくてかなり鬱々とした感じに。

年度末さえ乗り切れば、楽になるのは分かっているんですが…
ちょっとそこまで持たないぞっと。

ということで休みの日に飛び出してきてしまいました。
予讃線松山駅
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四国では数少ない貨物列車の残る駅。
PFが生き残るのも果たしていつまでか…

高松ターミナルから新居浜までの貨物も、EF210牽引に置き換わってしまったようですしね。
ちょっと寂しさを感じます。

やっぱりカッコいいですよねぇ、国鉄色PF。
貨物色とは色が違うだけなのに、どうしてこんなに魅力的なんでしょう。
国鉄色に大型パンタの組み合わせの1041号機がすごく好きだったんですが、
聞くところによると既に解体されてしまったとか。残念ですねぇ。


松山駅と言えば、宇和海しおかぜ・いしづちの同一ホーム乗り換え。
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2000系と8000系、気動車と電車が同じホームに並ぶ姿はちょっと不思議です。

そしてホームに滑り込んできたのはこちらの車両。
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2000系試作車。TSEです。

いやー、この車両が小さいころ大好きで。
世界初の振り子式気動車が完成してまず投入されたのが、
祖母宅の最寄りを走る、土讃線特急「南風」だったんですよね。

キハ181系、キハ185系と比べるとこの車両のかっこいいことと言ったらなかったです。

いまでこそ連結器が交換されすっきりした感じの前面ですが、
登場時のごっつい連結器カバーがまたよかったんですよ。

側面の「Trans Shikoku Experimental」の文字はほとんど消えてしまっています。
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「四国横断実験」。
そう、この車両はあくまで試作車であり実験車両でした。

いまでこそこうして振り子式気動車が縦横に駆け巡るJR四国。

しかし、もしこの車両での実験が芳しくなかった場合。
その時はこの車両は今でいうアイランドエクスプレスⅡのような、
イベント車両として利用される予定だったのだそうです。


その向かいにようやく乗る予定の列車が到着。
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旧線経由の宇和島行き。
乗り通す人はいないんでしょうねぇ…


海の見える駅で下車しました。
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ちょっと歩いて目的地へ向かいます。
珍しいことに、今回ここが目的地ではなかったのですw




つづく