松浦鉄道の旅 その7 (九州北部乗り潰しの旅 その16)

潜竜ヶ滝駅から徒歩わずか。
とりあえず最初の目的、福井川橋梁が目の前に。
イメージ 1
これは…いい橋だ!
実にいい橋だ。

レンガ製に比べるとコンクリ製の橋梁っていうのはどこか味気ないものだけど、
ここまで年月を重ねた感があふれているとコンクリでもまぁいいやって感じになるなぁ。

まぁ単純にアーチ橋好きなだけってのもあるけど。


橋のたもとまでは割とすぐに到着できましたが、
橋の下をくぐる道路まではなんか迂回気味で無駄に歩かされた感があります。
イメージ 2
しかし横から見るとまたいい感じです。
ただのアーチだけでなく、中空部分があったり意匠が凝らされているのがまたいい。


でも潜竜方がこんななってるのはちょっとなー。
イメージ 3
アーチ橋が連続してないのはちょっと美しくないな。残念だ。


とりあえずこの福井川橋梁の下に3つの橋の説明がまとめてあります。
イメージ 4
鉄の代わりに竹を使った、というのもまた凄い話。
残念ながら調査の結果竹の使用を確認することは出来なかったそうですが。

「使っていない」ことを確認したわけではないので、可能性自体は残ってるらしいですけどね。

ぶっ壊してみないと分からん、ってことですかねw


登録有形文化財のプレート。
イメージ 5
中空アーチのデザインもこうやって見るとなんか不思議な感じですね。


ひとまずこれでまずは福井川橋梁を後にします。


続いての目標は吉田橋梁。

しかしこちらはちょっと道路からは離れた位置にあり、接近は容易ではありません。
なのでとりあえず視認できた位置から列車と絡めて撮影。
イメージ 6
電線が思いっきりかぶってるけど気にしない。
というかそんなことを気にするレベルの画質でない。

さー、とりあえずこれで吉田橋梁も終わり。
もう見たからいいの。


ひたすら道を下り、有形文化財トリオ橋梁、最後の一つ吉井側橋梁へ。
イメージ 7
見るだけ見てさっさと駅行こうかなー、とも思ったんですが、
なんとなくここ見てるとこの上を列車が走るところを見てみたいな、という気分に。


そしたらやってきたのがまさかのレトロ車両。
イメージ 8
おお、もう…

しかも写真はアレだし。こんなことならさっさと駅行って乗ればよかった。


とりあえずまぁ撤収です。いい橋3つも見れて満足。


吉井駅に向かう途中、少し気になったこと。
イメージ 9
なんかここ分岐っぽい気がする…

なんかこう…右手の方に線路が向かっていた跡っぽい気がするんですが。
それっぽい監視台みたいなのも。

気になってケータイでちょっと検索をかけた所、
どうやら吉井駅からはかつて国鉄世知原線なる路線が分岐していたとのこと。

詳しいことはそれ以上は分からず、でしたが、
これがその世知原線跡だったんでしょうか。

知らず知らずちょっとだけでも廃線跡歩いてたんだと思うとちょっと面白かったです。


吉井駅へ。
イメージ 10


列車到着までしばらく歩き回ってから次の目的地へと向かいます。





つづく