【住友大阪セメント専用線】 岐阜工場専用線跡その1


樽見鉄道本巣駅の北方にある住友大阪セメント岐阜工場。(写真中央左)
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06年までこの工場まで専用線が引かれ、貨物輸送が行われていました。
現在はトラック輸送に切り替えられ、線路跡は野に帰ろうとしています。

今回はこの専用線跡をたどってみることにしました。


駅構内の北よりにこの専用線のものと思われる0kmのキロポスト。
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周囲の線路が全て赤錆びているあたりがなんとも…

少し進んだところにある踏切から。
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完全に専用線だけ野に帰ろうとしていますね。

猫がいました。
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最初は向こうを向いてて「廃線跡にたたずむ猫」って感じでなんかいい感じだったんですけど、
いざカメラ向けたらこっち向いてやんの(笑)

こっちみんなw


レールはわずかに進んだところで途切れて処理されていました。
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右手の道路をくぐる部分が樽見鉄道線。

そしてその先はもう完全に道路にぶった切られています。
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新しく舗装がしなおされて側溝までつけられた状態。

この地点からそれぞれ見るとこんな感じです。
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道床の形のみが残っているといった状況です。

大小、橋梁やその跡も残っていたり。
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いずれ生活道路みたいな感じで利用されるようになるんでしょうか。

ここにはルート的には踏切があったはずですが…
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3年しか経っていないはずなのに舗装の劣化が激しいです。
まるでずっと前に廃止されたみたいな光景。

この道路、交通量多いんですかねぇ。

道路を越えた部分には橋がかかっていたようです。
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橋台を撤去して石を積みなおした跡がよく分かります。
鉄橋だったんでしょうね。


ちなみにこの川にはホタルがいるそうですよ。


空き地となってまだまだ廃線跡は続きます。





続く。