秋田内陸縦貫鉄道の旅 その1 (秋田国体遠征6)

弘南鉄道乗車から1夜明け、
今日は午前中フリー(弟が予選敗退したため)。

なんと父が「角館に行く」と言い出しました。

あのー…大鰐温泉から直線距離で100kmあるんですけど…

「ん?高速使って行けば大丈夫やろ」

岩手県経由っすか。 遠回りになる上に、盛岡から高速無いよ?

「大丈夫やろ」

…その自信はどこから出てくるんだべか…


まぁ運転するのは自分じゃねーし、黙って座ってよう、という方針に決定。

そしたら案の定、角館滞在時間は1時間ちょっとなんてあんまりな結果になりました。
角館から競技場までの移動を考えないからこうなるんだよ…

とりあえず急ぎ足で武家屋敷やらなんやらを見た後、
秋田内陸縦貫鉄道角館駅へ。
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発車1分前というミラクルなタイミングでした。

秋田内陸縦貫鉄道
国鉄阿仁合線、角館線を引き継ぎ、
さらに1989年にその両線を結び全線開通を果たした第3セクターです。

山深い秋田の内陸部を文字通り縦に貫いているわけなんですが、
いかんせん沿線は過疎地ぞろい。

経営は苦しいばかりだそうです。


水色塗装の気動車
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ひとまず写真を撮るだけとって駆け込みました。


角館駅
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JR駅の隣にひっそりとホームがあります。
なんか乗換えとか不便な気もするけどなぁ。

駅を出てからしばらくは田沢湖線と並走します。
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方や新幹線、方や非電化ローカル。
なかなかギャップがあって面白いもんです。

しばらく走ると長閑~な景色が広がってきました。
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長閑といえば聞こえはいいけど、要するにド田舎です。

羽後太田駅
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見るからに無人駅です。

西明寺駅。
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ここも無人駅。
出口付近のあれはスノーシェッドなんだろうか。

ちなみに今回利用したのはこの切符。ホリデーフリー切符B。
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阿仁合まで通常運賃1240円のところを、
土日祝日に限りなんと1000円!片道乗るだけでお得!


ちなみにこのほかに全線フリー切符とホリデーフリー切符Aもあります。
全線フリーは急行に乗れる代わりに全線通しの運賃より高いです。

八津駅。
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交換設備は有りますが無人駅。
なんというか駅周辺に民家が少なすぎる気がします…

八津を過ぎるとだんだん景色は山深くなってきます。
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「ド田舎」から「秘境」にランクアップって感じですね…






続く。