2009年戦力分析 ~パリーグ4位・千葉ロッテマリーンズ~

戦力分析・ロッテマリーンズ


昨季は個人的には優勝予想をしていたロッテ。
しかし投手陣崩壊からの大不振。何とか息を吹き返すも最後は4位のBクラスに終わった。

バレンタイン監督は最終年が噂される。
最後にもう一度栄光を手にすることが出来るのか。

2008年成績
勝敗チーム得点チーム失点チーム本塁打チーム打率チーム防御率
73勝70敗1分662 (1位)648 (最下位)127本 (3位).268 (3位)4.14 (最下位)

自分が去年ロッテを推したのは得点能力の高さから。
点を取るのが上手いチームが勝つと思っていた。

その数字は変わらない。得点はリーグトップの数字。
去年その要因として挙げた2塁打、3塁打、四死球数も変わらずトップ。

やはりこのチームは点を取るのが上手い。


しかし。
点を取るのは上手いものの点を取られるのまで上手く(?)なってしまっている…
失点はなんとリーグワースト。これではさすがに厳しいものがある。
(そうは言っても得失点差はプラスなのだが…)

それも投手陣崩壊にありがちな無駄な四球を出しているわけでもない。
四死球数の少なさはリーグで2番目。

しかし被安打数がリーグワーストだ。
単純にもうこれは打たれすぎ。

いかに打線がすごいといってもそれだけで勝てるチームというのはなかなかないものである。

さて今季は。
先発では清水直、渡辺俊、成瀬らが柱。
そこに小林宏、唐川、大嶺といったところが続く。

中継ぎでは川崎、シコースキー、伊藤。
そこから抑えの荻野へとつなぐ形になる。

特に中継ぎだが、やはり投手力に不安は残る。
どのポジションにもやはり懸念材料はある。

それでも若い選手が出てきているというのはプラス材料ではないだろうか。


打線はレギュラーで打率3割を超えているのがわずかに西岡と今江のみ。
これでよくもまぁリーグトップの得点を叩きだせたものだと思ってしまうが、
それはやはり個々の出塁率の成果だろう。

横浜打線と比べると切なくなる。

この強力打線にメジャーから復帰の井口が加わる。
その実力は衰えもあるとはいえやはり小さくはないと思う。

新外人バーナムやランビンといったところの実力も気にかかる。


来季も変わらず点を取る上手さを維持できるだろうとは思うが、課題はやはり投手力
投手を「並」レベルにまで持っていければそれだけでチームはさらに上昇すると思う。


・個人的注目選手

☆大嶺 祐太
変化球の制球が何とかなれば驚異的だと思う。
いい直球投げてた印象がすごく強い。

☆唐川 侑己
その実力もさることながら、
その名前に引っ掛けて唐揚げを宣伝させられるというふざけた役目にも、
ちゃんと対応するその器の大きさがすごいと思う(笑)

☆里崎 智也

友人がの雰囲気が里崎に似てる。


とりあえずまぁこんなところで。
    

自分はやっぱり今年こそロッテが来ると思ってるんだけどなぁ。



次回はセリーグ3位、中日ドラゴンズ