2009年戦力分析 ~セリーグ4位・広島東洋カープ~

戦力分析・広島カープ


エースと主砲を失って迎えたシーズン、
終盤健闘を見せたものの結局はまたBクラスに沈むこととなった。

ブラウン政権も4年目となる。
そろそろ結果を花開かせたいところ。

2008年成績
勝敗チーム得点チーム失点チーム本塁打チーム打率チーム防御率
69勝70敗5分537 (5位)594 (5位)100 (4位).271 (1位)3.78(5位)

去年も言ったが今年も言う。

はっきり言って数字は酷い。
なぜこれで下(横浜はともかく)がいるのか。

点は取れないし取られるし。
チーム打率はリーグトップなのに得点は5位。それって一体どうなんだと。
また四球が全然選べない。四球332は横浜に次いでリーグ5位。12球団でも11位と散々な成績。
それでは少々打っても得点にはつながらないだろう。


そして逆に投手陣が与えた四死球は多い。
四死球はリーグ5位。単純に四球だけの数でみれば横浜をも上回る(横浜は死球が多い)。
いくらなんでも昨季の横浜以下の数字とは酷すぎる。投手陣全体での制球力向上が急務だ。

そして実はファームでもこれは同じ。
カープ2軍の与四死球数も最下位。コーチの指導は大丈夫なのかと言いたくなる。



さて今季は。
投手の柱はルイス。そこに2年目の前田健、大竹が続く。
そのあとに続くのは篠田、斉藤、長谷川あたりか。

高橋建が抜けたのはこの投手状況だとやはり痛い。

中継ぎには梅津、シュルツ、横山、上野。
新外国人ドーマンもそれなりのものを持っているとか。

抑えは永川。
そろそろ1年フルで安定感を発揮して欲しいところ。

打線では栗原が柱。こちらも1年フルの安定感が欲しい。
今季はあと2本にせまった通算100本塁打の達成も当然期待される。

この栗原の前後がすこし弱い。
アレックスは退団してしまい、シーボルはいまひとつ。
嶋に掛かる負担も増える。

東出、天谷、赤松といったあたりがいいだけに、彼らをしっかり返せる主軸が欲しい。
強打の助っ人が一人いれば…と思ってしまうのだが。


不安は守備。失策数はリーグ最多。これが無駄な失点につながっている面はあるだろう。
これを減らさないとAクラスは見えてこない。



・個人的注目選手

☆前田 健太
2年目にして花開く。

横浜ではなかなかないことなので非常にうらやましいです。
でも実際ホントいい球投げますね。

☆篠田 純平
なんとなく嫌な印象が。
今季は結構やるんじゃないかなー。なんとなくだけど。

☆石井 琢朗
ブログですげー楽しそうにしてるのをみてるととてつもなく複雑。(無理してる気もするけど)
この人を見に授業サボって神戸から横浜まで行ったことがあるくらいなんだもん。

まぁ、今季は1試合くらい広島戦をみとこうかなー。

☆梵 英心
応援が好き。


とりあえずまぁこんなところで。
    

そういや今季からは新球場になるんですね。
うまく余裕出来れば見に行きたいなぁ。