2009年戦力分析 ~パリーグ6位・福岡ソフトバンクホークス~


王監督の最後を飾るどころか、まさかの最下位でシーズンを終えてしまったホークス。
この惨状を一体誰が予想しただろうか。

新監督にはチーフコーチ秋山幸二が昇格。
新体制で雪辱なるか。

2008年成績
勝敗チーム得点チーム失点チーム本塁打チーム打率チーム防御率
64勝77敗3分556 (5位)641 (5位)99 (4位).265 (4位)4.05 (5位)

チーム成績そのものが去年よりも大きく下がった。
得点はリーグ5位に後退し、失点は去年より150点近い増加。
1試合あたりで見ると去年より1点多く取られている計算になる。

特に中継ぎ抑えの崩壊が大きく響いた。

それでは当然接戦を踏ん張れるはずも無い。
打線は相変わらず四球を選べていない。
四死球395はリーグ最下位。12球団でも10位。下には横浜と広島しかいない。

点を取るのが下手なまま点を取られてしまった結果がこの成績である。


さて今季は。
投手、特に先発では杉内、和田、大隣に加え、斉藤の復帰、新垣の復活に期待が掛かる。
去年鮮烈なデビューを飾った2年目大場、新外人ロー、ジャマーノや、
ドラ1のルーキー巽あたりも加わってくれば先発陣は強力なものになりそうだ。

中継ぎは07年に結果を残したあたりが壊滅してしまった。
2年目久米や柳瀬・水田・篠原の再びの奮起が必要だし、新外人ファルケンボーグにも期待が掛かる。

抑えは馬原。
昨季は怪我で不振だったが、今季は再びフル回転を期待。


打撃は復活した松中が柱か。
TMK砲と呼ばれたクリーンアップが額面どおりの働きを見せればこれほどの脅威は無いのだが、
MはともかくTKの出来が微妙なところ。

松田や長谷川ら若手のさらなる奮起が欲しい。
新外人アギーラにも期待が掛かる。

個人的には本田・川崎や古巣復帰の村松らの機動力を生かして上手く点を取る野球が見たい。


守備面では内外野はともかくとして、相変わらず捕手が弱い。
横浜からFAの相川に手を出さなかったのが不思議なほど。

高谷がどこまで伸びるかが鍵となるか。



全体にやはり怪我人が多い印象を受けるのは変わらない。
万全であれば怖いチームだと思うのだけど。

ただまぁ、体調管理や怪我をしないというのもある意味1流の条件。
そこが欠けていては…ということなのかもしれない。


・個人的に注目してる選手

☆多村 仁

怪我さえなけりゃと言われつつ、今年も早々に怪我で離脱。
もはや言葉も無いw



何このかっこいい名前の助っ人。


村松 有人

オリックス時代から応援してるヒト。
古巣復帰だけどポジションあるんかなぁ。


とりあえずまぁこんなところで。
    

横浜と比べると全然書くこと無い。
ホントパリーグ見てなかったんだなぁ…