高師浜線と汐見橋線 (わかやま電鐵・たま駅長と南海支線 その5)

みさき公園駅の乗車位置案内。
イメージ 1
サザンって「SOUTHERN」って書くんだ。南?

急行なんば行きに乗って羽衣で下車。
イメージ 2
移動する間に完全に日が沈んでしまいました。


羽衣からは高師浜線
イメージ 3
羽衣から高師浜までを結ぶわずか1.5kmの路線です。

現在は2両編成の列車がピストン輸送を行っている状態です。


所要時間はわずかに3分。
イメージ 4
日が沈んでいるのもあって、車窓を見る間もなく終点高師浜に到着でした。

高架のホームから階段を下ると立派な駅舎が目の前に。
イメージ 5
高架駅なのに地平駅舎ってなんだか不思議な感じがします。
高架化するときに取り壊さなかったんですね。

ステンドグラスと高い天井が印象的な駅ですね。
イメージ 6
イメージ 7
明るいうちに来ておきたかったなぁ。

羽衣から普通なんば行きに乗り込み、岸里玉出へ。
イメージ 8
どこかでサザン指定席乗りたいなぁ、と思ってたんですが、
こう細切れ乗車だとどうしようもないですね。

乗るとしたらチャンスは最初しかなかったんだなぁ。


一度外に出て買い物してから汐見橋線に乗り込みました。

途中それなりに魅力的な駅もあるにはありましたが全てスルーで汐見橋到着。
イメージ 9
日が沈むと鉄ちゃんというのはやる気を失うものなのです。
寝台列車に乗っているとき以外は。

汐見橋駅はかつて南海高野線の前身、高野鉄道の起点駅であり、
現在も正式には高野線の起点駅はこの駅となっています。

しかし実態は2両のワンマン列車がピストンするだけのローカル線。
ものすごい落差ですね。

駅舎内部にその頃の雰囲気をわずかながら感じることも。
イメージ 10
改札上のかつての案内板とかね。

昭和30年代のものらしいですが、
出来れば放置せずにしっかり修復、保存してもらえないものかと感じます。

駅前ではこのとき阪神なんば線の工事が進行中でした。
開業時にはここにも駅が設けられ、乗換えが便利にはなりますが…
果たして利用者がどれほどいるのか、という気もします。


ひとまず南海支線めぐりはここで終わり。
ここからは阪神・阪急の支線をつまみ食いしつつの帰り道となります。


続く。