近江鉄道一巡り その5 水口~彦根・近江鉄道ミュージアム

水口松尾~日野間のトンネル。
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レンガ積みの非常にいい感じのトンネルでした。
内部は下部が石積みで、上部がレンガ積みという変わった構造でした。

随分古いものだからなのか、通過する時は最徐行。
震動を与えるとヤバイかも知れない、ということなんでしょうか。

凄く自分好みのトンネルなので、
何とか接近できないかと車窓を見ていましたが、
彦根方、貴生川方共にどうもアプローチは無理っぽい様子でした。


日野の隣、朝日野駅
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かつては交換可能駅だったようで、レールとホームが残っています。
しかし架線柱がとんでもないところに立っているので、
向かいの線路は完全に利用不可能となっています。まぁ現状レールは繋がっていないのですが。


米原で30分程停車という意味不明な待ち時間を過ごし、
(乗ってきた八日市行きが長時間停車した後そのまま米原行きに入った)
彦根駅に到着しました。
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ここで一度下車し、鉄道ファン的に彦根城築城400年祭最大のイベントw、近江鉄道ミュージアムへ向かいます。
(現在は既に終了しています)

彦根駅構内の側線に停まっている貨車には大きな会場案内。
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非常に分かりやすいですねw
主催は400年祭の実行委員会で、近江鉄道は協力という形なのがちょっと不思議に思いました。

改札を出て跨線橋を渡り、米原方に少し歩けばそこが入り口。
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入場料200円を払い、硬券風の入場券を受け取って中へ。

まず最初に目に入ったのがこの貨車でした。
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レール運搬用…にしては短いですね。
何に使うものなんだろう。

ちょっと上にあがってみたいな、と思ったんですが、流石に周囲の目もあるので出来ませんでしたw
あと10年若ければ…!w

そしてその隣には古い機関車3連発。
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左からED31 4、ED14 3、ロコ1101です。
ED31は大正12年製。ED14は大正15年にアメリカから輸入。ロコ1101は昭和5年製。

どれも骨董品級の超貴重品です。
しかも驚くことに、ED14 3は2004年まで現役であり、
ロコ1101も車籍が無く本線走行は不可能なものの自走可能。
そしてこの中では最古参のED31 4に至っては未だ車籍を有する現役の車輌なのです。

いやー、そんな貴重品をこんな間近で眺めることができるなんて。
しかもたったの200円で。




続く。