ベイスターズ観戦記録2022

去年の記録くらいつけとこうかなぁ、と。

 

去年最初は試合観戦ではなく自主トレ見学。

鹿児島県鹿屋市に大和と牧の自主トレを見に。

自主トレを見に行くのも東京在住時代に合同新人自主トレ見に行って以来。

今から思うと厚木くらい見に行っとけよって感じですね。

 

鹿屋のアクセスがまたなんともいえずしんどかった。

国鉄大隅線が残っていれば公共交通アクセスが分かりやすかったんですが。

 

空港から入りでもバスがしんどかったな。

 

キャンプはコロナ拡大も懸念して行かず。

初観戦は3月8日。横浜スタジアムでした。

初回に牧と宮崎のタイムリーで3点先制。

4回には細川のソロHRも飛び出し、試合のペースはベイスターズ

最後は三嶋が締めて、4-2で今季観戦初勝利。

 

2試合目から4試合目は静岡での楽天3連戦。

静岡は2021年にも観戦予定だったんですが、なんとこれが雨天中止で。

1年越しのリベンジに3連休を持って臨む力業を行使。

しかし初戦2-2の引分、2戦目5-3で負け、3戦目6-0で負け。

 

3戦目は主力をほとんど帰したようなメンバーだったのが残念でしたね。

オープン戦とはいえ興行ですし、12球団しかないNPB球団の一つとして、

地方開催の持つ重みっていうのは感じてほしいところはあります。

 

まして3戦目日曜日ですよ。

普段プロ野球のない地方で日曜日に試合。

それで牧がベンチで4番細川成也とか、喜ぶのは俺だけです。

 

 

5試合目は札幌。

2023年から新球場、ということで、ここはやはり行っておきたかった。

ラストになる、と思ってましたね。

試合は終盤までベイスターズペース。しかしエスコバーが燃え上がり、

ひっくり返されて6-4で敗戦。

 

バット降りながらの同点タイムリーはさすがに参った。

打ち取った、と思ったんですが。相手が上手。

 

オープン戦は5試合で1勝3敗1分。中々に幸先が悪い。

 

公式戦初観戦は開幕2戦目ハマスタ広島戦。

森下に猛打賞まで打たれる滅多打ち。

10-5で敗戦。

森下の投球自体はそんなに、だったんですけどね。

打撃がよすぎてそんなことどうでもいい試合運びになってしまった。

 

ウィーランドメソッドだな。

 

2戦目は4月5日甲子園阪神戦。

ロメロの立ち上がりが悪くそのまま勝負あり。

開幕から連敗の続いていた阪神だったのでここなら、と思ったんですが。

止めてしまった。

 

4月は終わりにまた3連戦観戦。

22日から24日までの広島戦。

 

これがまた辛かった。

初戦はピープルズが捕まり6-1。2戦目は上茶谷が捕まり6-0。

打線が奮わないのがまぁ見てて全然楽しくない。

 

そして3戦目。

これは勝てそうな流れじゃないか、と思わせる序盤から、

6回に大貫が捕まって同点。

 

それでもリリーフが踏ん張り延長に持ち込むと、

10回表、値千金、4番牧の勝ち越しソロアーチ!!

6回、同点に追いつかれるきっかけが牧のエラーだったんでね。

それをバットで取り返したのがとにかくカッコよかった。

 

ところがところが。

その裏満を持してマウンドに上がった三嶋が大誤算。

全然ストライクが取れない。空振りも取れない。

 

見る見るうちに同点にされ、あっという間のサヨナラ犠飛

ぶち壊してくれよったな…

 

と、当時はかなり荒れましたけども。

 

いや今から思い返すとこれ切ないすね。

この登板から半月後に登録抹消され、

国の指定難病、胸椎黄色靱帯骨化症の発症が明かされ手術を行った三嶋。

 

難病でボールの威力も制球も失っていたのか、と。

手術をしてリハビリを経て、果たして。

 

過去この病気でまともに復帰した選手がいないんですよね。

大隣がちょっと投げたくらい。

 

前例がないならその前例になってやる、というくらいの復活を見せてほしいんだけど。

しかしこれで結局3連敗。観戦試合は公式戦全敗。

オープン戦から8連敗。

 

それでもめげずに5月8日も広島戦。

今季、マツダがすごくチケット取りやすくなってたんですよね。

コロナ前はホントにチケット取れない球場だったんですけども。

 

まぁしかしチケット取れたはいいけどこれがまた辛い。

先発東が序盤から大炎上し、7-0。

4回には宮国がマウンドに上がって流れを止められず13-0。

5回にはレフトへの打球を追った大田が負傷。

こりゃぁ、もう…

 

点差は広がり17-3で敗戦。

この流れで牧がフル出場してるのもなんかね。

 

8回には一矢報いるタイムリー!とかいうけども。

17-2から1点返すタイムリーが出たからってそれがどうしたって話で。

プレーでの疲れもそうだけど、

怪我の恐れだってあるんだし、こういう展開では下げてもいいと思うんですけどね。

 

というか下げないと控えに出番ないもの。

牧になんかあった時になんも出来ない控えに出てこられても困るんですよ。

 

まぁ、球団として牧を推していく方針のようなのでね。

出られる限りは試合に出すんだ、というところはまぁ。

日曜日の試合でしたしね。ファンサ的には。うん。

 

今季の公式戦観戦初勝利は6月でした。

7日、8日の北海道に連続観戦。

 

そう、オープン戦でこれで最後だな、と

しみじみ見送った札幌ドームにまさかの参戦。

 

そしてここで待っていたのは奇跡。

今永昇太、球団52年ぶり、札幌ドーム初のノーヒットノーラン達成!!

 

いやー、ノーヒッター、一度は生で見てみたいな、と憧れはあったけど。

これをまさか贔屓の一番好きな投手が達成する瞬間に立ち会えるとは。

 

感無量です。

そしてこの日着てたのが今永ユニだったという。たまんないすね。

 

5回終了くらいから意識はしてて、

まぁヒット打たれたら晩御飯買いに行こうか、と思ってたら

結局最後までトイレすら行けず席から動けなかったという。

 

打線の援護も土壇場も土壇場、9表でしたしね。

マジで点とれよって祈ってました。球数的に10回はなかっただろうし。

宮崎の先制決勝タイムリーでもう泣きましたよ。

 

ノーヒッター達成の後は名残惜しくて席なかなか立てなかったです。

 

 

で、この素晴らしい試合の翌日。

ちょっと頭に浮かんだ考えが。

 

 

ノーヒッター達成以上の満足度を味わえる試合。

たぶん今日見られないですよね。確率的に。

 

 

だったら、チケット放り出して北海道観光した方が…

 

 

いやいやいやいや、お前それでもベイスターズファンか、と。

ここまで来といて見に行かんでどうする、と。

 

…まぁ、予想通りの展開というか、普通に負けましたよね。

上茶谷が負傷交代というのがまた負け方としてしんどい。

後を継いだ入江が流れを止めきれず。

 

まぁでもここも振り返ると感慨深いものがすこし。

この時点での入江、立場もそうですけど、

投げてるボールもまぁ速いだけで制球もあれだし、

投手としてぶっちゃけ大したことなかったですよね。

 

これが夏超えてシーズン終盤にはセットアッパー格にまで成長してるし、

なんかわからんけど真っすぐの威力増してスゲー球投げてるし、

制球もなんかまとまってるし。

 

いや、何があったんだというくらいの成長具合。

何かきっかけとか、あったのかなぁ。

 

6月はもう1試合。

交流戦明けの17日阪神戦。

 

先発はノーヒットノーラン翌週の今永!



そら行くでしょう。

先週あれだけいい思いをさせてくれた投手が先発。

 

行くしかねぇ。

 

 

…そしたら真っすぐスコンスコン打たれて6回6失点。

神里が一時1点差に迫る3ランを放つなど青柳キラーっぷりを見せつけるも及ばず。

 

観戦連勝はないのに観戦連敗ばかりが積みあがっていく。

 

7月は12日、13日と広島で連戦観戦。

12日は初回、牧と宮崎の連続タイムリーで先制!

終盤追い上げはあったものの、

効率よく得点を重ねて7-4で勝利!

 

こんだけマツダに来てようやくの今季初勝利とは。

 

しかし翌13日は先発大貫がエラーにも足を引っ張られ踏ん張れず。

打線も振るわず完封負け。

 

ホントに観戦の勝ちが続かん。

 

 

8月は長期遠征へ。

3日~6日まで。

 

3日はハマスタスターナイト。

今季別人のように四球を出さなくなった濵口が襟立てスタイルで力投。

自らタイムリーも放つなどいいムードでしたが、

7回登板した伊勢がまさかの誤算で同点に。

 

しかし延長11回、宮﨑がサヨナラタイムリー!

マリノスコラボもそうだったけど、

今季特殊ユニが強い強い。

もうホームユニ捨ててしまったらどうなのかとすら。

 

翌日は日中は横須賀。

小園のプロ初登板を見守りに。

背番号18がマウンドに帰ってきたのは単純にワクワクしますね。

試合内容はアレでしたが。小園が投げた、という以上のものは何もない試合だった。

 

伊東ゆきやが楽天で元気そうにしてたな、くらいで。

 

横須賀は小園だけ見届けて途中離脱し、

ハマスタへ向かうも雨天ノーゲーム。まぁユニフォームもらったからいいか。

 

5日は名古屋に移動。

結果だけ見れば大野雄大を打ち崩し打ち勝った!って試合。

 

まぁ、レフトがまともなら勝ててないんじゃないかな、とは思いますね…

レフトフライを2つほどレビーラがあーっとしましたので。

 

最後はヤスアキが締めて4-2。

1軍だけならようやく観戦連勝。

小園登板試合に負けてるのは見なかったことにしようか。

 

6日も名古屋。

両者譲らぬ投手戦も、9回表にライデルマルティネスの豪速球が先頭関根にズドン。

骨挫傷、試合後一時は骨折と診断されるほどの重症を負う死球

 

しかし関根はグラウンドに立ち続けました。

桑原のバントで2塁に進み、佐野の内野安打でつなぐと、

4番牧がライトへのタイムリーツーベース!!

凄すぎるだろこの4番。

誰もまるで打てそうになかったのに。

 

 

この1点をヤスアキが守り抜き、

この遠征は3勝1中止の素晴らしい内容でした。

 

8月はもう1試合。23日に京セラドームで阪神戦。

これがまたすごかった。

ソトと宮崎をスタメンから外し左を並べる青柳対策打線。

 

ただ打線を組み替えるだけでなく、

青柳に対して相性のいい神里以外はファーストストライクを捨て、

ひたすら球数稼ぎに徹するというチーム全体で何としても青柳を倒すという攻めに。

 

球数を稼ぎつつ投手今永がヒット打つんだからたまんねぇすね。

3点止まりならヤスアキが最後締めて最年少200セーブも見れたんですが。

まぁ9回ダメ押しの1点に文句言うような罰当たりなことはしちゃいけねぇなw

 

1軍観戦4連勝。

このいい流れでヤクルト倒すぞ、と意気込んで臨んだ23日。

 

まぁ村神様にやられましたわ。

まぁ結果論的には全打席敬遠した方がマシだったかもしれませんな。

 

この3連戦はシーズンのキーだったなぁ。

そこを力でねじ伏せられた。

まぁ優勝するチームとそうでないチームの差ってことでしょうね。

 

レギュラーシーズンの観戦はこれが最後。

6勝10敗。

オープン戦と通算で7勝13敗1分。うーん。

 

今季5割ちょい勝ってるチームなのに。

まぁ、相性の悪い週末広島戦ばっか見てるからこうなるんや、って感じではありますね。

もっとナゴヤドーム見に行けばよかったんだろうな…

 

 

CSは1試合のみ観戦。

1stステージ2試合目。

7回のドピンチを伊勢が押し切ったのが死ぬほどかっこいい試合でした。

こういう写真撮るの結構勇気いるよね。

抑えるの信じて投手にカメラ向けてないといけないもん。

 

牧と森、飛びすぎだろ。

これがプロ野球選手の身体能力ですよ。

 

 

CSは次の試合で負けたため、

シーズンがこれで終了。

 

8勝13敗1分け。

 

しかし観戦は終わらない。

11月は宮崎フェニックスリーグへ。

ホントはCSじゃなくてここも宮崎のつもりだったんですけどね。

前回本拠地CS見に行けなかったので、一度くらい、と思って。

 

宮崎の観戦も3連戦。10月19日~21日。

19日は生目第二球場で中日戦。

先発高田が制球イマイチ。4回途中5失点。

対する中日先発が高橋宏斗だったのでなんというか格差がすごい。

 

真っすぐの威力も変化球の精度も制球も何もかも違う。

まぁ、そもそも高橋宏が

フェニックスに出てきていいレベルの投手じゃないとは思うけど。

 

打線も不発で0-7のボロ負け。

うーむ。

 

20日は西都でヤクルト戦。

フェニックス、球場アクセスがしんどいとこ多いね。

 

西都なんかは妻線が残っていれば、というところはあったんですけどね。

まぁ残っていたところでドローカル線なので、

観戦に使えるダイヤではなかったかもしれませんけど。

 

この日はルーキー深沢が登板。

初回こそ抑えるも、2回3回それぞれ被弾し、3回途中5失点KO。

2番手三浦銀が蝦名の好返球で火消し。

しかし3番手小園も2イニングで2被弾で途中降板するなどあんまりよくない。

4番手スターリンはまるで制球定まらず。満塁被弾も。

 

スターリンなんか夏頃2軍で覚醒したとか聞いてたんだけど…

いや小園初登板の試合でもこれ怪しいな、とは思っていたが。

 

5番手宮城の投球だけが癒しだった。

 

打線は細川に一発!

これよこれ!

 

しかしその後の打席で変化球に脆く三振を繰り返すあたりが、まぁ。

現役ドラフトも振り返るとやむなしでしょうね。

 

厳しいこと言うけど、

フェニックスレベルの変化球で空振りを量産していてはお話にならないんですよね。

 

個人的には大ファンだったので残念で残念で。

 

粟飯原のタイムリーでもう1点返すのみで、2-15の大敗。

厳しい。

 

最終日は都城でロッテ戦。

都城ってちょっとフェニックス開催のイメージなかったので意外。

 

先発は、今季支配下を勝ち取った2年目左腕、石川達也。

4回投げて2失点。

まぁ、この3日間投げた投手の中では一番マシかとは。

 

ただ、真っすぐ出てないんですよね。

140出るか出ないかくらい。

軟投派といえど、常時140くらいは欲しいな。

 

あとクイックと牽制が下手そうなのが気になる。

牽制でベンチから「バック!」の声が上がるのが異様に早かったんですよ。

 

2軍成績が圧倒的なこともあって、期待する声も多い左腕だと思いますが。

まぁ、見てない選手の評価が上がる現象かな、とは思います。

 

2番手マルセリーノは初球をいきなりバックネットに突き刺し、

またコントロールやべぇ系投手か…?と思わせてからの3者凡退。

 

意外にストライクとれる。

 

3番手阪口が打ち込まれたのがちょっと残念でね。

格から言えば、フェニックスで打たれるレベルの投手じゃないんだけど。

 

 

打線は田部がマルチ。

後が続けず得点につながらなかったのが残念。

特に森がね… もうちょっと何とかしてくれと。

 

 

ただこの田部がこの後引退したのが衝撃的だった。

2軍のショートもういねぇのでは…。

 

 

打線は振るわず。1-4で敗戦。

宮崎遠征は3連敗終了になりました。ツラい。

 

1軍戦が8勝13敗1分。

2軍戦は4敗。

 

トータル8勝17敗1分。

26試合で観戦勝率.320か…

 

2位になったチームを応援したとは思えない満足度だなぁ。

7割近く負けるんでは。

 

今年はもうちょっと勝ってほしいもんで。

あともうちょっと地方遠征行ってみたいね。

1軍の佐賀長崎はなんとか行きたい。

2軍の日程発表も待ち遠しいです。

 

※追記 3月31日にナゴヤドーム見に行ってました。写真整理したら出てきた。

9回、牧のヒット、宮﨑の死球でチャンス。

ライデルここでもぶつけてたんだな。

8月にも関根がやられてたけど。

 

犠打、敬遠で満塁から、大和の併殺崩れで決勝点。

トータル9勝13敗1分ですね。

2軍含めて9勝17敗1分。

来季は2桁10勝欲しいな。