2015年シーズン振り返り(観戦試合メイン) 5月

月半ばの連敗を7で止めた後、
3タテ、2完封リレーでのカード勝ち越しと非常にいい形で4月を締めくくったベイスターズ

5月最初のカードは、前カードホームハマスタで3タテしたばかりの中日戦。
なんか最近の日程の組み方ってどうなんですかね…。
どこがどう、でもないけど、なんか偏ってる気がします。

直近のホームハマスタでは3タテ。
しかしその前のビジターナゴドでは1勝2敗の負け越しでした。

このままいい形でGW連戦を乗り切りたいところでしたが、
初戦、この日がバースデー登板となる井納が吉見との投げ合いで踏ん張りきれず、3-1で敗戦。
試合を壊したというほどの内容でもないですけども…

相手が吉見ですからね…
肘の調子が悪くて登板間隔明けながらでも、
きっちり横浜相手には結果を残してくるあたりが非常に嫌な相手ですよね…

2戦目は前週同カードで9回2失点完投勝利をあげた山口が先発。
今日もその再現を…!と行きたいところも、3回に平田に先制HRを浴びると、
そこから制球を乱しさらに余計に1失点する微妙な内容。

その後は立ち直り、打線も5回に1点を返して1点差。


しかし終盤8回裏。
エレラが1死1,3塁のピンチを招くと、
高橋周平の打球をサードバルディリスが痛恨のサードフィルダースチョイスであまりに重い1点。

残された横浜の攻撃は9回の表のみ。
2番から始まる好打順でしたが、白崎、梶谷と倒れてしまい2アウト。

もはや連敗は目前、の、はずでした。
しかししかし。
そこから筒香が高目を叩きつけ三遊間深いところへ意地の内野安打で出塁すると、
続くロペスはアウトロー引っ張って三遊間まっぷたつ!

さらにバルディリスへの投球はファーストストライクが吸い込まれるかのように真ん中に入り、これを強振!
さっきのミスを取り返すタイムリーヒットで1点差!

そして多村に代わって守備から入った関根が2球目を振り抜くと、
打球は前進守備の外野を越え、逆転の2点タイムリー3ベース!

さらに黒羽根も続き、ベイスターズ2点ビハインドの9回2死からなんとまさかの5連打逆転!
(逆転のホームインは微妙なタイミングではありましたが)

神がかり的、奇跡的な展開で勝利をつかむと、
翌日の3戦目も梶谷、筒香が活躍し見事勝利で3カード連続勝ち越し!

上昇気流に乗り、帰ってきたホームハマスタでのヤクルト戦。
初戦は前回登板で好投の久保が9回1失点完投勝利!

2戦目は広島戦で高橋尚成が炎上したため、満を持してハマの番長・三浦が今季初登板!
その三浦が6回3失点と粘りの投球を見せると、
降板したその裏に連続タイムリーで試合をひっくり返し、三浦はプロ野球タイ記録23年連続勝利!

首位読売が敗れ、横浜は単独首位に浮上!

そしてGW9連戦を締めくくる3戦目。
先発は前カードで広島野村と意地の投げ合いを見せた三嶋。

この日もボールはキレていました。
真っ直ぐ、スライダー、そしてチェンジアップと。

高城のリードが少々単調なのが気にかかると言えば気にかかるのですが…
なんとなくだけど投球の組み立てがオーソドックスに過ぎるというか。

4回表、川端・荒木にヒットを浴びてピンチを迎えると、2死から西田の打球はレフトへの大飛球!
これを筒香がフェンス際でジャンプ一番ダイレクトキャッチ!ピンチを救います!

ビデオ判定の結果も、アウトー!
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いやこのプレーは大きかった。
2死ですからね。落ちてたら2点タイムリーのところが0ってのは滅茶苦茶大きい。


そしてその裏。
先頭四球で出塁の梶谷が今日も元気にスチール!
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昨季の盗塁王は今年も絶好調!

つーか3試合観戦で3盗塁ってすごいな。
なんかもう塁に出たらとにかく走ってるイメージだわ。

そして筒香倒れるも、ロペスが思いっきり引っ張ってレフト線タイムリーで先制!


6回には再び先頭梶谷が四球で出塁。
これはまた走るぞ!と思ったら、当然ヤクルトもそれを警戒。
あっさり牽制死してしまいました… 
牽制のモーション入った瞬間にもう完全に逆を突かれたと思ったんだろうけども、
諦めて棒立ちになるのはちょっとガッカリしたかな。

実際これ問題なのは、牽制じゃなくて偽投だったんですよね。
完璧に逆を突かれたけど、その逆を突いたはずの石山が投げてない、という。
というか戻らないのにびっくりして投げ損ねたのか?
もしかしたら戻ってりゃセーフだったかー?とか思うともったいないプレーでした。


先頭のランナー、それも四球で貰ったカタチだったのによくない潰し方だなぁ、と思っていたところ、
そこからそれを帳消しにする筒香・ロペス・バルディリスの3連打!

そして1死満塁から、7番関根の一振りは!
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前進守備の外野を越え、右中間を深々と切り裂く走者一掃タイムリスリーベース

ナゴヤドーム奇跡の一振りを思い起こさせるこの一打。
これで流れは完全にベイスターズ

三嶋は7回表、代打森岡に2ランを被弾しますが、失点はこれだけ。
8回は田中健二朗、9回は小さな大魔神山崎が前日に続き見事に抑えてゲームセット!

3タテ!5連勝!
両リーグ!最速の!20勝!

あぁなんというかもう素晴らしいとしか。こんな試合を現地で見られるなんて。


そしてハマスタ・新潟・新潟と変則開催のホーム読売3連戦。
初戦は序盤から井納が失点を重ねる苦しい立ち上がり。
4回には1,3塁から盗塁を仕掛けられ、
カットすべき2塁送球を完全に無視して尻にブチあてるお笑いプレーまで飛び出す散々な内容の4回持たず4失点KO。

あぁ、連勝もこれまでか、とならないのが、この時期の横浜の恐ろしかったところ。

その裏2死から井手のタイムリーで1点を返すも、安部がアンダーソンにHRで再び4点差。
しかし5回裏、筒香の2点タイムリー、バルディリスのタイムリーで3点を返し1点差まで迫ると、
7回裏、またも井手が2点タイムリーで逆転!

ひっくり返してしまえばこっちのもの。
エレラ、山崎康晃とつないで逃げ切り、6連勝!

山崎は1イニング3者連続空振り三振の圧倒的内容でした。


新潟に舞台を移しての残る2戦。
9日土曜日は山口が完封目前からまさかの同点に持ち込まれ、
延長でこちらもここまで好投してきた小杉が打たれる痛い敗戦。
鈴木尚の足にもぎ取られた1点でしたね…

この日はイースタンの試合が海老名球場であったのでそれを観戦に行っていました。新潟遠いんだもん…
同じことを考えていた人は多かったようで、二軍の試合なのに意外なほどの人出でした。

試合は13年ドライチ柿田が先発し、6回2失点で勝利投手。
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内容としてはそこまで悪かないけど、三振が取れてないのがな…

7回からは大原、三上、大田のリレー。
どいつもこいつもこんなところで投げてもらってちゃ困る面子ばっかりだな…
新潟で投げてなきゃ駄目だろうに。

なのに四球出すわ暴投するわで危うく試合ぶち壊す寸前まで行くアトリ…

打線は一番桑原の猛打賞が光っていました。
まぁ、2軍ではちょっと格が違うわな。

さて、新潟2連敗は避けたい1軍の方は。
この日も先発須田が先制を許す苦しい立ち上がりも、
2回にバルディリスのタイムリーで同点とし、3回には若き主砲筒香のタイムリーで勝ち越し!

須田は初回の失点のみで6回を投げ切りリリーフに後を託し、逃げ切りを図ります。
しかし7回、エレラがまさかの同点打を浴び、試合は振り出し。

ここまで開幕から5連勝と絶好調の相手先発ルーキーの高木。
この日も7回まで2失点の好投を見せますが、
8回、筒香・ロペス連打の後、代打後藤敬遠で満塁からこちらもルーキーの倉本が一二塁間しぶとく破って勝ち越し!
さらにワイルドピッチで1点を追加し、この2点を山崎が守りきって見事勝利!

これで連続カード勝ち越しはなんと5!
完全に上昇気流に乗っています。

新潟から戻って中日3連戦。
初戦の平塚での試合は雨天中止。
2戦目は序盤から久保が失点する苦しい立ち上がりも後半立直り、
その間に打線がひっくり返してエレラ・山崎康晃が締める黄金パターン。

いや、序盤失点しないでくれれば言うことないんですけど。

3戦目の先発は三嶋。
前回ヤクルト戦のような好投を期待したいところでしたが、この日はちょっとイマイチ。
ストレートは外れ、チェンジアップは浮き、何とか決まるのはスライダーくらいといった感じ。
初回から連打を浴び、4番ルナの犠牲フライであっさり失点してしまいます。

それでもその裏、ロペスの2点タイムリーで逆転すると、
三嶋はその後を踏ん張ります。

打線は2回にも1点を加え2点差とすると、
三嶋は2回以降の3イニングを3者凡退。

しかし5回、先頭の高橋周平にソロHRを浴び1点差。
その裏すかさず負傷の梶谷の代役・井手のHRで突き放しにかかるも、6回にナニータにタイムリーを浴び再び1点差。
ルナは打ち取って追加点は防いだものの、その裏代打が出たためこの回限り。
なんとかかんとか、6回を3失点にしのいだ、といった内容でした。
この日の三嶋、明らかに調子は今ひとつでしたが、失点の後の追加点を許さない粘りは素晴らしかったです。

そしてこのリードを田中、エレラ、山崎康晃とつないで磐石リレー…のはずが、まさかの最終回山﨑が絶不調。
自慢のツーシームがことごとくカットされ、制球も今一つ。

2死からフォアボール出してスコアリングポジションまでランナーを進め、
いかにも肩が重いですと言わんばかりにくるくるしてる。
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最後の大島打ち取るまでハラハラが止まらない内容でした…
攻撃の要3番梶谷を欠き、4人登板した投手の半分が不調。
よく勝ったよなこの試合…

これで観戦4連勝。
ベイスターズハマスタ10連勝、そして6カード連続の勝ち越し、という、
何ともとんでもない勢いになってまいりました。


続くカードは敵地広島での3連戦。
初戦は山口と黒田の投げ合い。
絶対に先に点をやってはいけない相手。

なのに先発山口、先頭打者HRに始まる初回3失点の立ち上がり…
それでもその後をしのいで中盤4回、満塁からバルディリス犠飛で1点を返すと、
5回には関根のタイムリー、下園のスクイズで同点とし、4番筒香が勝ち越しのタイムリー!

黒田相手に3点ビハインドをひっくり返すとんでもない展開。
あとは山口がこのリードを守りきるだけ!…だったのですが。

6回。代打小窪のタイムリーで同点とされると、
ピッチャーゴロに打ち取った打球を山口自身の悪送球でタイムリーエラーに…

6回5失点。それも一度は逆転してもらった試合。
それを投球ならまだしも自身のエラーで…

山口、フィールディングがね…

しかしこれをひっくり返すのだから恐ろしいのです。
8回、先頭下園がヒットで出るも、筒香・ロペスが凡退。
あっさり2死としてしまってからの6番バルディリスの打球は、逆方向に飛び込む逆転2ラン!

エレラ、田中とつないで鮮やかな逆転勝ち。
それもここの所登板過多の抑え山﨑を休ませることに成功するという見事な内容でした。

そして翌日2戦目。
「今日の試合はお前にやる。20点取られても代えない。さらしものにする。」
試合前、そう監督に告げられた井納が粘りの力投。9回140球1失点の完投勝利!

「さらしものを最後までさらしてやった。絶対に代えないつもりだった。
 あれ以上のピッチャーはウチにはいない。ベンチの願いを背負って、よくぞ投げきってくれた。」
試合後の監督の言葉に思わず涙がこぼれそうになりました。

翌日の試合は須田が6回2失点と試合を作るも、援護なく惜しくも敗戦。
しかしこれで7カード連続の勝ち越し。

この勢いに乗って行きたい神宮球場3連戦、でしたが…

初戦、初回から相手のミスで先制するも、
その裏先発久保が先頭山田にソロアーチでたちまち同点。

2回には1死から9番投手古野の放ったライトに上がったフライを下園がポロリ。
なんか追い方怪しいな…と思ったらしっかり落としてくれるんだから下園さんはホントにもう。

さらに続く山田に久保が頭部死球を与え危険球退場。
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唖然茫然。言葉もありません。

緊急登板の安部がこのピンチを犠牲フライのみに抑え、
続く小杉、長田、田中も無失点リレーの好投を見せますが、打線が援護できず。

終わってみれば下園落球が致命傷となった試合で痛すぎる敗戦、痛すぎる連敗となりました。
そして個人的には観戦初敗戦。

悪いムードになりそうなところを救ったのは三浦でした。
カード2戦目、8回110球無失点の快投!
9回は久々登場山崎康晃で若き主砲の2発2点を守りきり、連敗はわずかに2でストップ!

この流れで8カード連続の勝ち越し、と行きたいところでしたが、
カード3戦目、ひっくり返した試合を6回に追いつかれ、延長に持ち込むも11回サヨナラ負け…
久々のカード負け越しとなってしまいます。

なんとか流れを取り返したい、交流戦前最後の阪神3連戦。
初戦は初回から山口が悪い方のらしさを見せてしまいました。
1死から四球を出すと、続くバッターの投ゴロを悪送球エラー。まともに投げてりゃゲッツーでチェンジです。
ゴメスにぶつけて満塁にして、福留のゲッツー崩れの間に1点先制。これもゲッツーとらなきゃいけない打球だと思います。
そして上本にタイムリーで2点目ですもの。

その裏、先頭石川の打球を鳥谷がエラーすると、
続く関根、バントと決めつけて前進守備のサードをあざ笑うかの如くに華麗なバスターを決め、無死2,3塁。

しかし下園三振、筒香歩かされてからのロペスゲッツー…

立ち直りたい山口でしたが、2回には鳥谷に2ラン、3回には福留にソロ被弾。
3回5失点と見るも無残なノックアウト劇となってしまいました。

先発サンティアゴをもう一歩捉えきれない打線でしたが、
5回、先頭飛雄馬の打球を鳥谷が微妙にとり損ね内野安打。
2死となってから関根が四球を選ぶと、下園の当たりはショートの横を抜けていくタイムリー!
4点ビハインドながらランナー2人。ここで一発出れば壊れかけた試合を引き戻せる。

そんなところでぶち込んじゃうんだからもうね。
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ライトスタンド中段!
主砲の一振り11号3ランホームラン!
ここまで2打席まともに勝負してもらってないわけですよ。
んでいざ勝負に出たらこの一打。そら避けられますわw

つーか写真で見るとさらにすごい。
この弾道入るんかいw


さらに7回。
途中出場の黒羽根がヒットで出ると、
左が続く打線に対して左の高宮が登板。

2死までこぎつけますが、下園のところで代打、井手!
ライト前にしぶとく落とすタイムリーで同点とすると、
9回にも再びチャンスで井手!

打球はライト線!
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サヨナラタイムリー!

これでハマスタ11連勝。
恐るべき勢いです。

井手すげぇ。
今日は筒香も凄かったけど井手もすげぇ。
代役で出て来てそこで絶好調を見せつけるのがすげぇわ。

…そしてこの好調はずっとは続かないんだろうけど。


翌日のカード2戦目。
能見と井納のワインドアップ先発対決。
両雄譲らずの投手戦となりましたが、9回に2番手の田中がミスも絡んで1点を失い、なおもピンチで降板。
ここは長田が締めましたが、続く延長10回、4番手安部が大誤算。
全くもってストライクが入らず四球で塁を埋めたかと思えば、
福留に対しての投球は、初球吸い込まれるかのように真ん中へ。
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2点タイムリー…

これが決勝点となってしまいました。
完全に継投の失敗でしたね。
山崎康晃を温存しにかかって出した健二朗が誤算。
安部に至っては大誤算ですよね…

ここまでビハインドで好投を重ね信頼をコツコツと積み上げて来ていたはずの安部。
しかし、この試合でそのすべてをぶち壊してしまいました。
2死からここまで打率2割に満たない大和、荒木にビビって四球出して、
なのに福留にストライク投げるとか完全に意味不明ですからね…


カード3戦目。
先発須田が初回早々に3点を失うと、
その裏筒香の併殺崩れの間に1点を返しますが、この走塁でここまで3冠王だった筒香が負傷離脱。

それでも3回には打者一巡の猛攻で試合をひっくり返し、5回にも追加点をあげて試合の主導権は横浜に。
終盤疲れの見えてきた須田が2ランを被弾するも、代わった長田がしっかり抑え、
8回裏にはさらに1点を加えて3点リードで守護神山崎康晃

しかし上本に対しての初球、まさかの頭部死球危険球退場。
代わった田中も制球定まらず、最後は捕手を高城に代え国吉を投入して何とか逃げ切り。

勝つには勝ったものの、後味の非常に悪い内容となってしまいました。


次のカードは交流戦。今季からホームorビジターの3試合のみとなり、
最初のカードはハマスタオリックス戦。

初戦、仕事が終わってからスタジアムに向かうと、もう試合は壊れていました。
先週に続いて何か久保に恨みでもあるのかというレベルの下園落球。
初回から4失点と久保が苦しい内容。
それでも到着時点でスコアは5-3。

打線も3点取ってるんだし、2点差くらいなんとか…なんて思う自分を尻目に
2番手東野、3番手大原、5番手の国吉と順調に失点を重ね、終わってみれば10-3。

失点シーンだけ見に来たようなもんですね。
悲しみの観戦連敗となってしまいました。

カード2戦目は三浦が初回に2失点するも、
それのみで立ち直り、打線が終盤にひっくり返しての逆転勝ち!

しかしカード3戦目、三嶋がミスから先制を許すと、
ディクソンの前に打線がつながらず。
ストッパー平野佳をあと一歩まで追い詰めるも、そこまで。
カード負け越しとなってしまいます。


舞台を千葉に移してロッテ3連戦。
初戦は雨の中、終盤に試合をひっくり返される痛い敗戦。
雨の中、松脂アレルギーでロージンを触れない長田を出すというのもアレでしたが…

2戦目は打って変わって晴天の下。
先週の負傷で欠場していた筒香が大歓声と共にDHでスタメン復帰。
本音を言えば、しっかり治してから帰って来て欲しいところではありましたが。
そうも言ってられないチーム事情もありますし、単純にあの大歓声には感動しました。

試合は井納が8回1失点の力投。
同点の7回には代打下園がズバリ当たって勝ち越しタイムリーを放つと、
9回には相手のミスも絡み、2番手益田を攻めたて一挙3点。

最後はセーブのつかない場面ながら山崎康晃が締めてゲームセット!
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快勝でカード5分に。

しかし続く第3戦。序盤から須田が炎上。
初回いきなり2HRで2点を失うと、3回にも連打を浴び、3回持たず6失点。

それでも打線は7回8回に驚異の追い上げを見せ2点差まで迫ります。
9回は筒香からこの日好調の井出、長打のあるバルディリスと続く打順。
まだわからない!


…しかしその裏登板の林が1回2失点。
終わってみれば相手を上回る16安打を放ちながらの敗戦となってしまいました。

この試合は不運もあったかと思うんですよね。
8回、下園・黒羽根の連打の後荒波がライナーゲッツー、その後また連打で3点取ってるんですよ。

荒波の打球が抜けてりゃぁ、ってのは望み過ぎにしても、
あれがせめてゲッツーでなくショートライナーで済んでれば、なぁ…というか。

そしたら1点差で筒香に回ってるわけですよ。
まぁ、荒波の結果以外がすべて同じなら、という想定ですが。


そしてこれで痛い痛い2カード連続の負け越し。
それは悪夢の始まりにしか過ぎなかったのです…


こうして振り返ると、なんというか奇跡的な5月前半ですね。
それ勝っちゃうのかよ、みたいな勝ち方ばっかり。
この頃は本当に楽しかったなぁ…



ただ、ヤクルト戦あたりからヤバい予兆が出てるんですよね。
特に3戦目。三嶋が踏ん張りきれず追いつかれ、小杉が延長の末打たれた。
初戦でゾノさんがボール落として無けりゃな…と愚痴のひとつも言いたくなります。

三嶋も調子下り坂ですよね。
GWはあんなにいい投球したのにそれが続かない。

明らかにヤバいのはその次カードの阪神戦ですか。
勝ち越してるんですよ。でも内容が明らかに悪い。

先発山口がまるで試合を作れなくなってしまい、
健二朗が息切れを始め、ビハインドのリリーフで好投を見せていた安部がここでもう終わり。

代わりの東野がどうにもこうにもダメだったのもなぁ。

ここまでよかったで言えば須田もですよね。
阪神戦で序盤から失点してその後は持ち直したけど、その次のロッテ戦で爆発炎上してしまった。

投手陣が崩壊を始める中、打線は怪我人が出始めてね。

何より筒香がね…
ここでの怪我が振り返ってみれば本当に痛いことになってしまったな、と思います。

DHで戻ってきたかと思えば今度はロペスがロッテ戦で離脱しましたし。

悪い方悪い方に、歯車が噛みあい始めてしまった5月終盤。
そして6月、交流戦は続きます…