2015年シーズン振り返り(観戦試合メイン) 7月

悪夢の6月から月が変わってさぁどうなるかの7月。
6月観戦少なかった反動からか、この月は1軍2軍合わせて7試合見に行きました。


まず7月最初のカードは6月末からの那覇2連戦。
久保が見事完封勝利をあげた勢いに乗りたいところでしたが、
砂田が5回勝利投手目前で力尽き逆転を許すと後続も燃え上がり、
打線の奮起及ばず痛い敗戦となりました。

モスコーソの中継ぎ転向が完全に裏目ってますよね…


那覇から横浜に戻って阪神3連戦。
初戦は先発メッセンジャーを打ちあぐねながら、
9回裏に抑えのオスンファンを攻めたて、2点ビハインドをひっくり返す大逆転勝利!

これで首位までのゲーム差は0.5に。
交流戦、みんなで負ければ怖くない、ってやつですね…

2戦目の先発は山口。
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4月末の中日戦完投勝利からいまだ白星がありません。

この日も初回に上本にソロHRを浴びると、
4回にも福留にソロHR、5回には四球からピンチを作りタイムリーと、もうなんというか…

5回3失点はそこまで悪くもないんですが、正直完全にアップアップ。
その裏代打を出されて降板となってしまいます。

5回裏に2死から梶谷の2点タイムリーツーベースで1点差に迫り、
試合の流れは分からなくなりかけたところを、
悲しいかな完全に良く分かる感じにしたのが2番手小杉。
2死から四球を出してピンチを広げ、福留に投じたボールをこのスイング。
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わぁい完璧。
この日2本目、3ランで4点差…

なんというか大和にビビってストライク入らず福留に真ん中投げるってのがもはや意味不明でね。
5月に延長戦で安部がやられた時と同じことやってる。

ビハインドで好投してた投手が崩れていくってのもまたあの時と似てて辛いんだよなぁ。

しかしその裏。
ランナーひとりを置いて倉本がこのスイング。
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バックスクリーンへの2ランHRで2点差!

林、田中でしのいで8回裏。
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先頭筒香の2ベースでチャンスを作ると、ロペスのフライで三進、
バルディリスの犠牲フライで1点差!

ようやくこれでわからなくなってきたんじゃないのか。
そう思わせてからの9回、エレラがゴメスマートンに大きいのを連打され2点差に…

その裏、オスンファンから代打後藤武敏Gが昨日に続いての2試合連続アーチを架けるも、その1点どまり。
9回ぴしゃりと行ってたらなぁ、と愚痴りたくなる冷たい雨の中の敗戦となりました。

もしかして、と思わせる瞬間こそあれど、終わってみたら終始阪神ペースなんですよねー。

翌日3戦目。
昨日に続いて雨の中。この日の先発は三浦。
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カード勝ち越しをかけ踏ん張ってほしいマウンドではありましたが、
2回、2死から投手の藤浪に先制タイムリーを浴びるあんまりな立ち上がり…

その裏、四球からチャンスを作り昨日HRの倉本が同点のタイムリーを放つと、
投手の三浦自ら内野安打でチャンス拡大。しかしトップに返って関根が続けず1点どまり。

それでも試合は振り出し、さぁこれから、ってところでゴメスに一発浴びてたちまちのビハインド。
なんとか粘ってるうちに試合をひっくり返したいところでしたが、
藤浪の前にまるでチャンスが作れず。

ついに6回、2死からヒット、四球で迎えた投手の藤浪にまで四球で満塁。
トップに返って上本、走者一掃のタイムリスリーベースで完全に勝負あり、でした。

後続も燃え上がり、打線は冷え込み。
終わってみれば8-1の完敗なうえにエラー三つ。

雨の中見せられるにはあまりにツライ観戦2連敗となってしまいました。

舞台は広島に変わっての2連戦。
初戦、黒田の立ち上がりを攻め試合の主導権を握ると、
投げては久保が好投し抑えの山崎につないでまずは連敗ストップ。

三次での地方開催の2戦目、
砂田が5回無失点の好投を見せるとそれに打線が援護を重ね、
砂田自らのタイムリーもあり見事プロ入り初勝利。育成出身選手で最年少の白星となりました。

東京に戻っての神宮・ヤクルト3連戦。
初戦は観戦試合。
その前にこの日は浦和でファームデーゲームを観戦していました。
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ロッテ浦和球場、ちょっと椅子とかついて球場っぽくなりましたね。
前はなんかどっちかいうと練習場、って感じだった。

試合は初回、須田がいきなり失点する不安な立ち上がりもその失点のみで4回まで。
その間打線は井手の内野ゴロの間に追いつくと、
リリーフがピンチを作りつつも踏ん張る間に飛雄馬、つる岡、下園の3連打で1点返して勝ち越し。

9回にムシキング山下のタイムリスリーベースでさらにダメ押しの1点、
これで最後は加賀がぴしゃりと!…いかねーから怖い怖い。

先頭青松にいきなりレフトにぶち込まれ、あっという間の1点差。
おいおいやべぇよやべぇよ、と焦る中、何とか後続は絶ちゲームセット。冷や汗かいたわ。

これで2軍観戦4連勝。2軍めっちゃつえぇ。

そのまま移動して神宮へ。
ひとりダブルヘッダーですよ!

1日にベイスターズ戦が2試合も見られるとか関東は天国かよ…

これで2勝してくれりゃよかったんですけどね。
試合は2回、ヤクルト石川からバルディリスが豪快な一発!
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ぐんぐん伸びてバックスクリーン!

よしよし、井納は初回三者凡退だったし、今日はいいんじゃないか。

そんな希望を打ち砕く、畠山の離脱でプロ入り初の四番に座った山田哲人
レフトへ同点ソロHR…

さらには4回にも山田哲人
おいもう一発かよやめろよと思わず声の出た当たりはレフトフェンス直撃ツーベース。
入らなくてよかった、と思ったのもつかの間、続く雄平にタイムリーを浴び、
さらに2死からも中村にタイムリーを浴びて2点のビハインド。

去年見たヤクルト戦と似たような展開になってきた…
ていうか四番が抜けても全然問題ないヤクルト打線マジ怖い。

なんとか反撃したいところですが、石川の前になかなか打線がつながりません。
技巧派の真骨頂って感じのピッチングをされとる…

もたもたしてる間に6回には3連打を浴びてさらに1点。重い。

7回に変わったロマンを攻めて1点は返すも、その後長打が出れば逆転もあるチャンス、桑原が倒れ追撃ならず。
8回オンドルセク、9回はバーネット。
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ベテラン先発の技、盤石のリリーフ陣。四番の一発長打。
完全に力負けですねー…。

桑原も、最後の打者の飛雄馬も、
昼間浦和で見てただけに、頑張ってほしかったんだけどな。

昼から夜まで暑い中試合見るだけでも結構消耗するもんなのに、
彼らは試合出てるわけですからね。頑張ってるなぁ、と思ったもんですよ。

頑張った人には頑張っただけのね、なんかそういうのがあって欲しいじゃないですか。

それだけに残念だったなぁ。

翌日のカード2戦目は山口が4回に突如炎上。
勝てなくなってから長いな… 4月の山口カッコよかったんだけどな…

3戦目は観戦試合でした。
この日の先発は三浦。
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結局なんだかんだいって、いつまでたってもカッコいいのはこの人なのでした。
ピンチを背負う場面もあれど、要所をしっかり締めて6回無失点。
ちょうど初戦の石川にやられたような、まさに熟練のピッチングです。結構危なかったけどw

そしてリリーフも無失点でしのぎ切り、最後は山崎が締めて快勝!
9回には走者武内が守備妨害でゲッツーになってしまい、
メット叩きつけてブチ切れ退場するという珍しい光景も…

え?あれ守備妨害だったの?って感じのプレーには見えましたけどね。
ていうかなんもしなけりゃ普通に一塁セーフでしょ。タイミング完全にセーフだったもの。

横浜ファンなんて1アウトとれたよー、ってはしゃいでましたからね。
え、今のゲッツー?いいの?って感じでした。

とりあえず久方ぶりの1軍観戦勝利。
この勢いに乗って一気浮上だ、と次カード読売戦初戦も観戦。
どんだけ野球しか楽しみが無かったんだろうかと今更ながらちょっと思う。

この日は打線を組み替え。
1番梶谷がいきなり初球をカチあげると、そのまま風に乗り先制HR!
さらに続く2番松本も2球目をブチ込み、高木勇人相手にいきなり2点を先制!

2回にも梶谷、松本の連続タイムリーが飛び出しさらに2点を追加と、打線の組み替えがズバリ過ぎて怖いくらいです。

先発久保は四球も多くイマイチの内容ながら、大量援護に恵まれリードは許さず。
クイックにこだわる意味がちょっと分からん場面もありました。

リリーフ陣で魅せたのは長田。
田中が四球四球で作った満塁のピンチ、打席には今日一発も放った村田。

初球ストライク、2球目ボール、3球目ファールで追い込んで、
さぁ外に曲げるか落とすか、それともインハイでカラダ起こすか。

そんな予想を真っ向から裏切るど真ん中にストレートがズドン!
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村田ボー然。
いやカッコよすぎるやろ…

このままリードを守りきり、久々の観戦連勝。
いやー、気分いいね。

さらに横浜は2戦目を打線の爆発で大勝すると、
3戦目は村田のサヨナラエラーが飛び出し、4連勝でセリーグの首位に立ち前半戦を終えました!

…まぁ、首位、つっても勝率5割なんですが。


首位ターンで臨む後半戦。ハマスタでのヤクルト3連戦から。
後半戦開幕の先発は久保でした。これが大誤算。
2回7失点KOと余りにも散々な結果…

開幕もイマイチだったし、もしかして久保って大舞台弱いのかしら…

それでも打線がじわじわと追い上げ。
8回には筒香のこの日4打点目となるタイムリーが出て2点差。
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吠えてるねぇ。

しかし反撃もそこまで。
初戦を落とすと2戦目は三浦が初回からミスも絡んで炎上。
さらには4点ビハインドの9回に1イニング11失点というファンの心をへし折りにかかるあんまりな負け方。

その流れのまま3戦目も落とし、後半戦開幕から3連敗といきなりズッコケてしまいます。

甲子園に舞台を移しての3連戦。
初戦は打線が沈黙し、これで4連敗。
前半戦4連勝フィニッシュしたのがこれでパーです。

2戦目は打線が奮起し、リリーフも踏ん張りようやく連敗を止めるも、
3戦目にまた打線が沈黙しカード負け越し。

松山・大阪・大阪の変則ロード読売3連戦では
前回の仕返しとばかりに3タテを食らってこれで後半戦早くも2度目の4連敗。泥沼です。
大敗、サヨナラ、サヨナラと負けの形も悪いこと悪いこと。


そう思ってたらこの月最後の試合ではマエケン粉砕して大勝するんだからわかんないチームですよね…
とはいえ振り返ってみれば9勝13敗、4つの負け越し。

6月よりマシとはいえ…
褒められた成績では、ねぇ。

7月になると顕著なのが先発の疲れですよね。
序盤、というか初回から失点を重ねて試合の流れがしんどくなる試合の多いこと。

つっても同じ期間を戦ってるわけですからね。
疲れってのはそこまで言い訳になるのかわかりませんけど。

それを世間では「実力」と呼ぶのではないだろうか。

モスコーソのリリーフ転向失敗がねぇ…。
先発が足りなくなったうえにリリーフで炎上してるんだもの。
大失敗ですよね。

観戦成績は3勝4敗。
さて、8月は。