三木鉄道を歩くⅡ その3

立ち並ぶ石仏の向こうを走り抜けるミキ300。
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お寺のすぐ前です。

盛土区間に架かる橋。
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正式名称は「宗佐避溢橋」。この写真では小さくて読めませんが。
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「避溢橋」とは何ぞや、と言いますと
簡単に言うと洪水が起こった際に水が「溢れる」のを「避ける」ための橋、だそうです。


…何のことだかよく分からないですね。

とりあえず全てが盛土区間だと、
洪水が起こった際に盛土が堤防のような役目を果たしてしまうため、
水の通り道を確保する目的で空間をあけてあるのだとか何とか。



宗佐駅到着。
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この駅のすぐ横に三木鉄道線の最急勾配区間があります。
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手前の標識から奥の標識までの区間
ほんの少しの区間ですが、15‰の勾配となっています。


宗佐駅から先も12.5‰の勾配となっていて、列車はここから峠越えとなります。
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ちなみにこの宗佐駅自体も10‰(多分)の勾配上にあり、
運転手がブレーキのタイミングを誤った場合などに逆行(三木行きの場合)する可能性もあります。

というか実際マジでありました。
かなりビックリしましたが、みんな何事も無いかのごとく座っていたので、
地元の人にはそう珍しいことでもないのかもしれません。



峠の上に移って写真を撮ることにしました。



途中見かけた境界票。
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ボロボロですね。


石積みの遺構。
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線路を挟んでこちら側にも同じものがあり、側溝につながっていました。
恐らく水路の跡なんでしょう。


宗佐駅に到着する列車。
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もうちょっとズームが効けば面白い場所な気もします。


峠を越えてさらに先へ。
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続く。