紀州鉄道の旅 その10 日の出紡績~日高川(廃線跡)

日の出紡績から先は線路、枕木共によく残ってはいるものの、
物置なんだか管理地なんだかよく分からん状態になっています。
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廃線になってから18年。
しかし踏み切りの警報機がまだ残っていました。
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しかしなんだか様子が変。

まっくすさんのところの記事ではちゃんとした状態で残っていたと思うんですが…
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思いっきり捻じ曲げてありますね。
最初は銚子電鉄のようにボロボロになったのかと思っていましたが、
近くで見る限りどうも無理やり曲げたのではないかと思われます。


使用中止。
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これってオートマチックアラームって言うんですね。
自動警報機。


踏み切りあとのすぐ横が日高川駅跡です。
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ガーター橋とホーム跡?にたつ家。
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家が建っているのはホーム跡だと思っていましたが、
よく見ると線路は無いにしてもガーター橋が残っているんですよね。

線路を潰してホームを作って、さらにその上に家を建てた…ってことでしょうか。

ホーム跡にヒビがー!
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…この家大丈夫なのかな。

反対側にもホームは残っていました。
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こっちの方が旅客用ホームということになるんでしょうか。

階段も残っていました。
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日高川の堤防から日高川駅跡を。
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これだけ住宅地に囲まれたところで、18年経っても駅跡が残ってるってすごいと思います。

家が建ってるほうに回り込んできました。
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どの家もホーム跡に建っているためか駐車場入り口の傾斜がキツイです。
車入れにくそう。

ガーター橋部分を反対から。
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橋台が残っています。
どうやら線路は元々4線あった様子。
そのうち2線だけが現存しているみたいです。

となると駅構内は相当広かったんですかね。


確かに踏み切り跡を見てみると、家の方へ向かう線路も残っていました。
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というか最初の方の写真にも右手に線路が写ってますね。
家のあるあたりは全部線路だったんですかね。

踏み切り手前の分岐跡。
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まあでもこれを見る限りでは、廃線になる前から右手の線路は使用されてなかったんだと推測できますね。
段階的に縮小していったんでしょう。


とりあえず廃線跡歩きはここで終わり。
日高川駅、なかなか面白い駅跡でした。










続く。