松井秀喜、引退

松井、引退表明=「結果出なくなった」―日米20年、プロ生活に終止符
 【ニューヨーク時事】プロ野球の巨人や米大リーグのヤンキースで中心選手として活躍し、今季は大リーグのレイズでプレーした松井秀喜外野手(38)が27日、ニューヨーク市内で記者会見し、「本日をもってプロ野球人生に区切りを付けたいと思う」と述べ、現役引退を表明した。巨人で10年、米国で10年、合わせて20年のプロ生活に終止符を打った。
 松井選手は今季、開幕までに所属先が決まらず、4月30日にレイズとマイナー契約。5月末にメジャーに昇格したが、34試合で打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と振るわず、7月に戦力外を通告され、8月に自由契約となった。引退決断の理由に関し「命懸けでプレーして力を発揮するという気持ちでやってきたが、結果が出なくなった。命懸けのプレーも終わりを迎えた」と語った。
 松井選手は石川・星稜高からドラフト1位で1993年に巨人入り。最優秀選手(MVP)、本塁打王打点王に各3度輝くなど主砲としてチームを支え、「ゴジラ」の愛称で親しまれた。
 2003年にフリーエージェント(FA)でヤンキースに移籍。09年にはワールドシリーズで日本人初のMVPに選ばれ、優勝に貢献。10年はエンゼルス、11年はアスレチックスに在籍した。
 大リーグ通算成績は1236試合に出場して1253安打、175本塁打、760打点、打率2割8分2厘。日米通算では2643安打、507本塁打、1649打点。 

ゴジラ、引退…

20年。
まぁ、区切りがいいと言えば、いいんでしょうけども。

ここ2年ほどの成績なんか見ても、
この選択をすることが不思議と言えるものでもないですし。


いやぁ、寂しいですよね。
正直言うなら、最後に日本で見たかった。

読売の四番として、衰えた姿は晒せない、ってな話もちらっと聞きましたけども。

でもねぇ。
偉大な選手に、なんか海を渡ったはるか遠くで終わられるのはねぇ…

最後くらい、帰って来てくれたっていいじゃないか、とか思うんですよね。


自分が初めて生で見たのはもう10年ちょっと前ですかね。
横浜スタジアムでの読売戦。

初回、先頭打者が出塁するも、2番3番何にもできずに2アウト1塁。
とりあえず大丈夫かな、ってところで松井ですよ。

初球じゃなかったかなぁ。
パコーン、と打球はセンターバックスクリーン。

大丈夫かな、が一転いきなりの2点ビハインドですからね。
当たり前のように四番の仕事をやってのける松井の憎らしいことといったら。

結局試合は江藤がポロリからの代打中根アニキ同点タイムリーを足掛かりに、
横浜が一挙8得点だかで大逆転勝利でした。

非常にいい気分であったのは覚えていますが、
それでも初回の衝撃を忘れようはずもなく。

松井ってやっぱりすごいバッターなんだなぁ、と改めて実感させられたのでした。


一番打撃に凄味があったのはその翌年ですかね。
TV中継見てて、いつも打たれてた記憶しかない(笑)


イチローもそうですけど、
メジャーっていうのはやっぱり、こういうクラスの選手が行ってこそ、面白いんだと思います。

向かうところ敵なし、レベルでね。


次にこんなクラスの選手が現れるのは、果たしていつになるんでしょうね。


    

20年の現役生活、お疲れ様でした。