7.5 セルラースタジアム那覇観戦記 vs広島東洋カープ

行ってきました沖縄セルラースタジアム那覇
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春や秋には多くの球団がキャンプを張るここ沖縄も、
プロ野球公式戦となると実はなかなか縁遠いのです。

横浜は去年も対ヤクルト戦をここ沖縄で開催していますが、
それ以前の公式戦となると1975年の大洋vs広島まで、実に35年もさかのぼることになるとか。

その前は1962年の西鉄vs東映
なんと沖縄返還前ですよ。
そしてその前年、1961年の阪急vs大毎が沖縄でのプロ野球公式戦初開催。

長い長い日本のプロ野球の歴史の中で、
沖縄での公式戦開催はわずかに5カードのみ!

実に貴重な機会ではありませんか!

まぁ、キャンプ終わり際のオープン戦とかは何試合かあるし、
奥武山球場の改築でこれから公式戦は増えていきそうですけども。


とりあえず内野自由席に陣取りました。
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内野席を覆う屋根はマンタでもイメージしてるんでしょうか。

外野は芝生席。
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そしてスコアボードの後ろには、「ゆいレール」が行き交っています。
オリオンビールセルラー沖縄の文字が沖縄らしいですよね。


スタメン。
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先発は前回久々の先発勝利を挙げた小林太志と、
ここまで7勝を挙げカープ勝ち頭、バリントン。横浜は対バリントン2戦2敗です。

苦しい戦いが予想されます。

いやしかしね。前回の小林良かったですからね。
それに広島はけが人も出て、どう見ても万全のスタメンではありませんよ!
今日こそは期待して声援を送ろうではありませんか!


試合は初回。
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先頭東出をセカンドゴロに打ち取ると、
続く木村昇吾渡辺直人が上手くバウンド合わせてセカンドゴロでツーアウト。
3番丸は初球センターフライで3者凡退!

おやおや?これ小林、いいんじゃない?

対してその裏。
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先頭渡辺はセカンドゴロ。
続く石川は2球で追い込まれファーストゴロで2アウト。

そして3番金城の打球は鋭くサードへ飛ぶも、
小窪が前に抑えて素早く送球、サードゴロでこちらも3者凡退。


2回。
まず先頭の4番栗原センターフライでワンアウト。
続く5番松山にヒットを浴びると、ちょっと小林怪しくなります。

6番小窪は3-1にしてからセンターフライに打ち取るも、
7番天谷にヒットを浴びて1,2塁。

そして8番石原に3塁線破る2点タイムリー2ベースを浴び、あっさり先制されてしまいます。

9番バリントンの打球は三遊間!これにショート石川横っ飛び!
ショートゴロで3アウト!

6番に対してからの投球の不安定なこと…
遠目で見てても急に武山のミットが派手に動き出すんだもんな。
結局これが課題だよなぁ…

というかね。
ピンチではあったけど相手は8番打者なんだからさ…
もうちょっと見下して投げるくらいの精神力が欲しいよね。

まぁ、9番バリントンの打球もかなり危なかったけど。


すかさず反撃したい横浜はその裏。
先頭村田は追い込まれてからサードゴロ!
…かと思いきやファールで仕切り直し。
そしてその次の球をセンターフェンス直撃の2ベース!
いきなり無死2塁のチャンスでバリントンの苦手な左打者、スレッジ、ハーパーと続きます!

これがそろってボール球振って三振しやがるもんだからもうね。
ランナーまるで進めもしねぇ。


続くひちょり死球を食らって2死1,2塁のチャンス。
表の回にタイムリー浴びたのと似た場面、リベンジだ武山!

…が、駄目っ…!
ぼってぼてのピッチャーゴロっ…!

次の回攻撃が投手から始まっちゃうしもう最悪じゃねぇか…。


3回の表に入ります。
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先頭東出は初球を打ってレフトフライでワンアウト。
しかし2番木村の当たり、セカンド渡辺がお手玉でエラー出塁!

…あれってセカンドの打球だろうか。
ファーストが取りに行ってもよかったような気もするんだけども…。



さらに丸に1,2塁間を破られ1死1,3塁のピンチ。
4番栗原は内野フライで2死にするも、5番松山にタイムリーで3点目…

エラーから広げられてしまいましたなー。
6番小窪は打ち取ってチェンジです。


その裏。
先頭の9番小林、レフトフライでワンアウト。

トップに帰って渡辺直人は3ボールから死球で出塁。なんか損した感じですね。

とりあえず今日は金城もいい当たりはしてたし、村田は2ベース打ってるし。
石川がここからつなげば、まだまだ反撃行けるぞ!

…と、思ってたら初球ゲッツーですよ。
自分の役目まるで分かってねぇ。

4回。
軽く2死までこぎつけといて、そこからバリントンの打球は右中間へ!
これを金城ダイビング!しかし捕れない!

センターひちょりもなんかボケッとしてて捕れなーい!後ろに転がって2ベース!

…あほかい。

つーかバリントン打撃いいな。
東出は打ち取って何とかチェンジです。


とりあえず1点からでも返したいその裏はクリーンアップから。
しかし3者凡退あっさりチェンジ。
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おぉ、もう…

5回。
先頭木村昇吾はライトフライに打ち取ってワンアウト。
しかし続く3番の丸から完全に悪い小林が顔を出します。

簡単に四球を与え、そして盗塁されるともうダメ。
栗原打ち取ってツーアウトとするも、また松山にヒットを浴びて4点目。

もう小林ダメダメやね…
初回はあれもう幻みたいなもんやね…

さらに小窪にもヒットを浴びたところでピッチャー交代。
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ルーキー大原慎也の登場です。

天谷をセンターフライで大原はお仕事完了。

そろそろ反撃したいその裏。
先頭ハーパーがレフト前にポトリと落とすヒットで出塁すると、
ひちょりに対してストライク入らずストレートの四球!

そして早くも武山に対して代打、下園辰也!
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いやー、一手早いんじゃないかとも思いますけどねぇ。捕手に代打かー。

まぁ、ここで一気に攻め込むんだという意思の表れでしょうかね。
しかし下園、その期待に応えられずセカンドフライです。
内野越える!と思ったら打球一気に失速しちゃった。

投手の打順では代打、内藤雄太
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代打攻勢だねぇ。

しかしこちらもゲッツー崩れで一塁に残るのがやっと。
君ら何しに出て来とるんだね…

トップに返って渡辺直人
ここでまたストライクが入らない!またストレートの四球で2死満塁!

…なのに3-1からセカンドゴロ打っちゃうんだから本当に石川は大馬鹿だな。

6回。
代打した下園・内藤に代えて真田・細山田のバッテリー。

あっさり2死を取ると、東出にヒットを浴びたところでなぜか真田がマウンドから逃亡。
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何してんだ?と思ったらなんとピッチャー交代でした。4番手は篠原。

マジかよ…
4点ビハインドでヒット一本出たくらいで…

篠原はいきなり木村にヒットを浴びるも、3番丸の打席で東出が三盗失敗でチェンジです。

バリントンも乱れてきたし、いい加減得点の欲しいその裏。
先頭金城の打球はレフトの前へポトリと…落ちなーい!
レフト天谷、俊足飛ばしてランニングキャッチ!

いやぁ、敵ながら天晴れなプレーです。

1死から打席には初回2ベースを放っている4番村田。
追い込まれてから右への軽打!
これが1塁線破って2ベース!いいぞ村田!

しかしスレッジボール球で三振。
4番の2本の2ベースの後2度三振って。どっちもボール球って。

そしてハーパーの打球も打った瞬間だけ一瞬期待させるセンターフライでチェンジです。
また村田動けません。しょぼすぎる…


7回。
篠原がいいです。

左打者に対し外のスライダーが決まりまくり。
うーむ、まさか篠原が復活するとはなぁ。
去年加藤康介切ったときはどう考えても篠原が先だろと思ったもんだったが。


いくらなんでももう点を取ってほしくてたまらないその裏。
先頭森本がセンター前ヒットで出塁すると、代打稲田もレフトへヒット!

そしてここで細山田に代打。完全に勝負の采配です。
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暴れん坊将軍のテーマに湧くスタジアム。打席には背番号99、中村紀洋

そして追い込まれてからその打球はレフト前へ!
自打球の痛みで足を引きずりながらの、ノリがつないで無死満塁!かっこいいぞ!

ところがトップに返って渡辺直人の打球は…絶望のゲッツーコース!
しかしここでセカンド東出まさかの悪送球!エラーで1点、まだまだ無死満塁のチャンス!


…ここで初球セカンドフライ打ち上げるんだからもう石川は奇跡的大馬鹿だと思うのです。


さらに金城が内角の球を掬い上げるもライトフライ。
あぁ、これはもうだめか。エラーで点もらってだけで終わりなのか。

そんなところに4番村田は体勢崩しつつもセンター前に落とす2点タイムリーですよ!
今日の村田かっこよすぎるだろう…

1点差でバリントンを引きずり降ろし、2番手は青木高広
スレッジ決めてやれ!ひっくりかえせ!

そんな希望もむなしくライトフライでチェンジ。
今日のスレッジダメダメや…

8回は牛田が3人締め。
反撃に期待をつなぎます。

しかしその裏。
先頭ハーパーが四球で出るも、ここで尾花監督が選択した作戦は送りバント

…鈍足ハーパー余裕で刺されてワンアウトです。

さらに代打藤田もエンドラン失敗。
ランナー進めることすらできず2アウト。

そして新沼に打撃を期待するのも酷な話で…
チェンジです。

9回マウンドには江尻。
山口かなー、とも思ったけど…

まぁ、ここを抑えれば9回は1番から。
ランナーひとり出せば今日猛打賞の村田に回るんだから1点くらい何とかなるさ!

そんな希望を打ち砕く代打岩本の打球。
ライト防球ネットに突き刺さる特大ソロHRです…

さらに続く東出の打球もセカンドへの内野安打。
思わず江尻頭を抱えます。

というかあれもセカンドのボールじゃないような…
まともな一塁手だったら捕ってないだろうか…

木村に送りバントを決められ、丸を迎える場面でコーチと内野手がマウンドに集合。
こんなところから山口行くわけないよなぁ、と思ってみてたらやっぱり続投。

ここで丸を打ち取ってツーアウトとするも、
ここまで4打数無安打の栗原にタイムリーを浴びてしまい絶望の3点差。


結局サファテに3者三振で抑えられゲームセットです。
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はい、どうもお疲れ様でした。



とりあえず石川とスレッジかなー。

どっちかがどこかで1本打ってりゃ展開も全然違っただろうになぁ。
まぁ7回の打席だけでもどっちも戦犯レベルだけど。

8回の攻撃も微妙だったなー。
ランナーハーパーで送りとか。

やるなら代走出さなきゃな。
捕手に代打2回出すほどの闘志見せといて、そこで引いてどうするんだか。

ていうか