近江鉄道一巡り その11 五箇荘砂利取り線・五箇荘~米原

五箇荘駅からは砂利とり線が延びている。
そんな情報をミュージアムの地図から得たのでちょっとここまでやってきたのです。

新幹線の高架をくぐるあたりから、本線とは別の方向に分岐していく線路が見えます。
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あれがきっと砂利取り線なのでしょう。

田んぼの横なんかを歩きつつ、ちょっと歩いてみることに。

途中踏切から五箇荘方を振り返って。
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架線もしっかり張ってあるんですが、
どうもあまり使われている様子は感じられない線路の状態です。

まぁ砂利なんてそんな頻繁に取るもんじゃないんでしょうけど。
というかこの線路が現役なのかどうかも正直微妙ですよね。


砂利取り線は民家の裏や畑の間を抜け、
なかなかその姿を目にすることが難しいような場所ばかりを走っています。

横を歩くのが凄くめんどくさい。というか横を歩けない。

途中踏み切りは物凄い状態でした。
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遮断機も何もないので踏み切りというより道路との交差、といった方が正しいような感じですが。
ていうかこれもうどう見ても廃線跡の雰囲気ですね。


このあたりから並行する道路すらなくなり、どうしていいやらといった状態。
いっそ線路上を歩いてしまった方が楽だったような気もします。

砂利取り線の終端。
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右手に砂利も積んであるし、一応現役の路線みたいですね。
だったらやっぱり線路上歩くのはまずかっただろうな…。


とりあえず大した成果は得られなかった感じですが、
この辺で探索を終了することにしました。

五箇荘駅にUターン。
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もう日も沈んでしまいました。


とりあえずここからは残りの未乗区間彦根米原間に乗ることに。

やってきたのはあかね号でした。
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だいぶ疲れもたまってたのでクロスシートは嬉しいですね。


一眠りする間に米原に到着しました。
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もう既に周囲は真っ暗です。


5月にJR駅横に移転した近江鉄道米原駅
ちょっと旧駅のほうを見に行こうかな、と思ったんですが…

何にもありません。
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旧駅舎、そしてホームがあったはずのところが、
わずかな築堤を残して完全更地に。

ここでふと思い当たりました。
ミュージアムの敷地横に放置してあった駅名板にベンチにキロポスト。
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あれは旧駅にあったものだったんですね。


そういえばどこかベンチに見覚えあるな、と思ってたんですが、
かつて訪れた時に目にしていたのを思い出しました。

駅は綺麗に・便利になったけど、どこか寂しい気分でした。
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続く。