トロッコ列車潮風号  九州満喫の旅 その5

時間も近づき乗り場の準備が始まっています。
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路線愛称変更のお知らせ。
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「やまぎんレトロライン」の方が語呂がよかったなぁ…

しかしまぁ、九州域内で営業を行っていたとはいえ、
門司側で「山口銀行」が名称権を得ていたというのはちょっぴり変な話な気もしますね。


コンテナを満載した船が行きます。
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こんなに大きな船も通れるんですね。
海峡が狭いだけになんだか不思議な光景に見えます。

幅だけ見ると川みたいにも見えますもの。

さぁ、列車がやってきました。
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想像以上に機関車が小さいです。

後ろの客車、決して大きくありません。
以前は長崎県島原鉄道島鉄ハッピートレインとして使われていたもの。
さらに元をたどれば国鉄トラ70000形貨車です。

島鉄南目線廃線に伴い役目を失い、
こちらの路線で再出発となりました。

島鉄時代に乗ることが出来なかったのがちょっと心残りだったんですよね。
そういう意味でも今日乗れて嬉しいです。

しかしまぁ、こんなサイズの機関車でよくもまぁ動かせるもんですね。

ちなみにかつての姿は過去に見ていました
塗装が変わってかなりイメージも変わっていますね。

門司港10:00発の列車でした。車内は満員。
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こちらにやってくるにはちょうどいい時間なのでしょう。


連結面からはるか見おろす機関車というのもなかなかないですよね。
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これ運転するの窮屈だろうなぁ。
まぁ、2.1kmしかないですから、何とかなるのかもしれませんが。

ちなみに客車は島原から来たものですが、
機関車は熊本県南阿蘇鉄道トロッコ列車牽引に使用されていたもの。

元は機関車というより貨車移動機、スイッチャーだったそうです。
それだとこのサイズも納得ですかね。

しかし南阿蘇鉄道時代は17.7kmをトロッコ運転してたと思うと、なかなかすごいお話です…


駅よりさらに奥にまだ線路は続いています。
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この先に車庫があり、廃線跡はさらに先に続いているのだとか。

また次来る時があったら見に来ることにしましょうか。

ちなみにこの線路をさらに先に延ばし、日豊本線下曽根駅まで接続する計画もあったのだとか。
そちらは夢と消えていますが、
地図を見るとなるほどこのあたりを通そうとしたのか、なんて想像できて楽しいです。

屋根にはかわいらし-い電球。
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これがトロッコの味ってもんですよね。

車内の様子。
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折り返しはさほど多くありません。


列車がゆっくりと動き始めました。
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ロッコの旅の始まりです。




つづく