8.8 横浜スタジアム観戦記 vs東京ヤクルト

8月8日。

18きっぷで東に向かい、横浜スタジアムへ。
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およそ2年ぶりになりますか。
石井琢朗の現役最終試合以来の観戦。

やっぱり本拠地はたまには来たいですよねぇ。

この前カードの読売戦を3タテという最高の形で乗り切ったベイスターズ
次なる相手はこのシーズンここまで9連勝中のヤクルト。
そしてこの日の先発は、セリーグ10勝一番乗り、
若きエース、ヤクルトキラー井納翔一!2ケタの半分はこのヤクルト相手ですよ!

いやー、いい日に来ました。
まして今日はヨコハマスターナイトでユニフォーム全員プレゼント。

おまけにどうでもいいことながらワタクシ誕生日ときましたよ。

これはもう最高の一日になるに違いない!と。

そう、思っていました…


初回。
先頭の山田にあっさりヒットを浴びると、
続く上田に四球を与え、3番川端にはレフトへヒットで無死満塁。

迎える打者は、NPB本塁打記録保持者、
4番、ウラディミール・バレンティン
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や、やめてくれこれ怖すぎる。

しかしこの場面、この怖い怖いバッターをサードゴロゲッツー!
さらに続く雄平もセカンドゴロで、無死満塁を無失点の立ち上がり!

怖ぇよ。


その裏。
一面青く染まったスタンドを背に。一番石川が打席に向かいます。
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ヤバいなめっちゃカッコいいな。


しかしこの回3者凡退。
カッコよくないな。


2回。
1死から連続デッドボールでピンチを作るも、
最後は1番山田を打ち取って何とかチェンジ。

粘りの投球が出来ている、とこの時はまだ思っていたような。


その裏。4番ブランコからの打順。
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しかし2死からバルディリスが四球を選んだのみ。
攻撃らしい攻撃も出来ずにこの回も終わります。


3回表。そして悪夢が待っていました。
先頭の上田は打ち取るも、続く川端の打球は鋭く三塁線を破る2ベース!
ピンチの場面で4番バレンティン、さっきの打席で引っかけた落ちるボールを完全に見切りフォアボール!
そして5番雄平にライト前に運ばれ、先制を許すと、
6番畠山の打球はレフトへ…
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3ランホームランで4-0。
あ…っという間のビッグイニングです。

7番森岡は三振に打ち取るも、ここで8番中村に四球を出してしまいます。
何やってんだ…と思ってる間に9番石川にもヒットを打たれピンチ拡大。
いや、打撃はいいけどもさ石川。何やってんだよ…

なんてイライラを吹き飛ばすような。
1番山田の放った右中間へのライナーは、そのまま飛び込んでこのイニング2本目の3ラン。
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10分程度で7点入ってしもたがな。

まさかのヤクルトキラー3回持たずKOです。
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2番手には田中健二郎。

いやー。
ちとこれ言葉もねぇな。

健二郎が上田を三振に斬り、ひとまず悪夢のようなこのイニングが終わりました。

その裏。
7点ビハインドとは言え、回はまだ序盤。
1点でも返していきたいところ…ですがこの回も3者凡退。

うぅ…。


4回。
相手は3番川端から始まる打順も、川端をショートゴロ、
バレンティン、雄平を連続三振で三者凡退!

これで流れが欲しい4回の裏。
1死から梶谷がヒットで出塁し、2死から筒香がエラー出塁でチャンスが拡大するも、バルディリス続けず。
1点が遠いです。1点も何も8点取らなきゃ勝てねぇのに。


5回。
ここまで好投の健二郎。
このまま流れを作ってほしいなぁ、なんて思っていたところ。
先頭ハタケにヒットを浴びると、1死から中村の打球はレフトへ…
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この打線マジで怖ぇ…

さらに2死としてから四球とヒットでピンチを作り、川端にもタイムリーでついに2ケタ10点のビハインド…


ちょ…っとこれもうなんていうか。

その裏。先頭山崎がヒットで出ると、1死から代打後藤もヒットで繋ぎ、
チャンスで1番石川、初球を叩いてタイムリー!
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反撃の狼煙をあげろー!


…しかしこの回1点どまり。
焼け石にうぉーたーです。

6回。マウンドには3番手長田が上がります。
先頭雄平は三振に斬ってとるも、1死から6番畠山の打球は真っ直ぐレフトへ。
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ヤクルト打線、この日4本目のHR…

9点ビハインドに縮んだかと思えば再び2ケタ10点ビハインド。
うーん。うーん。うーん…


その裏。
先頭ブランコがレフト線を鋭く破り、激走2ベース!
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筒香バルディリスが倒れて2死となるも、
山崎がヒットで繋ぎ、黒羽根のタイムリーで1点を返します!

しかしここから追撃ならず。
大量点差が重く重くのしかかります。

7回。
4番手にルーキーの平田が上がり、この日2度目の三者凡退!
イイジャナイ!

しかしその裏こちらも3者凡退に。
ダメじゃない…。


8回も平田が続投。
先頭川端に2ベースを浴びていきなりピンチを背負い、
ふとここまでの悪夢が頭をよぎりましたが、後続断って無失点!

その裏。
2死からバルディリスが特大の打球を放つも、惜しくもフェンス直撃。
打球が勢い良すぎてシングルヒット。なんとも…

山崎続けず、チェンジです。


9回。マウンドには5番手のバレンティンキラー、加賀。
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1死から3連続ヒットでピンチを作ると、上田に犠牲フライを浴びて1失点でした。

バレンティンと対戦してないもんね。仕方ないね。

これで再びビハインドは10点。
この裏11点取ってサヨナラじゃー!


なんて都合のいい話があろうはずもなく。
多村がタイムリーを放つも、梶谷倒れ、12-3の大惨敗となりました。


試合後のイベントも、どこか空しく感じますね…
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キレイ、なんだけどね…


いやー、さすがのヤクルト打線、でしたね。
ていうかどうやってこのチームに9連勝もしてたんだよと言いたくなるような一方的ゲームでした。

打線にまるで切れ目ないし。
どいつもこいつも追い込まれてもまるで迷いなく振って来るし。


ちょっとトラウマになりそうな一戦でした。


なのになのに。
次回もまたヤクルト戦…