沈下橋から飛び込んでいく 清流しまんとサイクリング その7

車窓には四万十川
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トンネルに入れば電球がムードを盛り上げます。
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いかにもトロッコ、といった風情でステキですね。


最後尾より。
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のどかな風景の中を、2軸貨車独特の強烈な振動と共に進みます。

いつものがたんごとん、でなく、
がん・ごん、がん・ごんと衝撃音が2つセットなのが楽しいですね。

このあたりもどこかで見たことある光景。
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たぶんこの辺も有名撮影地なんだろうなぁ。

こうして見ると、とても現役線の橋梁とは思えませんね。
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塗装の補修とかされてるんだろうか…

確かこの区間は開通から来年で40周年だかになるはず。
架けられて以来、何も…ということでも違和感のない風合いですね。


やはりこの駅は外せません。
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まぁ、いつまで笑っていられるかって話ではありますが。

将来ツルツルになったらここで駅名板と合わせて写真撮ろうと思います。
それまで予土線が走り続けてくれればいいのですが。

また沈下橋が見えます。
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サイクリングしながらいくつか見た時も思ったのですが、
沈下橋って「流されないこと」が第一の目的じゃないんですね。

いかにコンパクトな橋で、対岸に渡るという目的を果たすか。

橋を水がかかるほど低い位置に架けることで、大きさも長さも小さく出来る。
低い位置にすればするほど、川原の部分には橋を架けなくても済みますからね。

そうすることで架橋技術が低くても橋を架けることが出来るし、
サイズが縮小された結果、建設費も少なく済み、建設までの期間も短く出来るはず。


いいことずくめな気もしますね。
ただまぁ、ちょっと増水したらもう橋として使えない、というのでは困ってしまいますが。
その辺のバランスが難しいところなんだろうなぁ。


川原まで一気に下って橋で対岸へ渡り、また川原を駆け上がっていく。
そんな道路の敷き方を見ると、歴史の古い鉄道路線なんかで、
トンネルの長さを短くするために出来る限り峠に向けて登っていく、そんな姿がかぶります。

たぶん、考え方としては同じことなんだろうな、と。
いくつも見てようやくそんな当たり前なことに気が付いた感じです。


子供が次々飛び込んでいきます。
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うわー、気持ちええだろうなぁ。


楽しいトロッコ乗車も終わりが近づいています。


続く