黄金の山へ 新潟旅行 その3

昼食を食べ、途中ちょっと寄り道してからやってきたのはこちら。
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史跡、佐渡金山!

いやー、やっぱりね。
佐渡と言えばトキと金山。
これがなんというかこの土地をよく知らない人間でもイメージするツートップで。

それを一日で見るんだからまさにゴールデンコースですね!
金山だけにね!

…ええまぁそんな話は置いておいてね。
というかこういう鉱山施設、産業遺産って好きなんですよね。

結構、相通ずるものがありますよね。
まぁ、そもそも鉱山には輸送のための鉄道が付き物なので、
かなり興味の対象としては近いところにいますよね。

というわけでまず向かうは大立堅坑。
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このやぐらは重要文化財に指定されております。

やぐらの周りには鉱石を積卸していたらしき設備も。
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レールですね!トロッコですね!
ムダにテンション上がってしまいます。

この立坑は明治8年、ドイツ人技術者を招いて開削した日本初の垂直坑道。
地中に広がる佐渡の鉱脈のほぼ中央に位置し、金山が閉山となる平成元年まで利用されていました。

中には昭和14年に設置されたエレベーターの巻揚機が残っています。
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大堅立抗の近くには現在整備中の大切山坑。
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こちらはなんと、江戸時代は寛永8年に開かれたという古い歴史を持つ坑口。
さすがに400年近くもの長きに渡って金銀を産出し続けただけのことはありますね。

また、道路を挟んだこの付近の斜面は大きく崩れてしまっていますが、
これも鉱石を掘った後なのだとか。
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よく見ると斜面に穴が開いていたりするのが見えるのです。

いわゆる露天掘りというやつなのですが、
モグラ堀りだかネズミ堀りだかそんな説明を受けたんですが忘れてしまいました…

見学コースとして公開されている道遊坑。
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うーん、やっぱりレールを見るとテンション上がってしまいます。
産業用の鉄道って、ちょっとミステリアスなのがいいですよね。

機関車とか
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鉱車とかもあります。
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機関車なんてこれどうやって運転してたんでしょうね。

坑道の中であるにもかかわらず、外の明かりが入ってきます。
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ちょっと写真では分かりづらいですが。
白いのは外の明かりです。

これが外から見るとまたすごい景色なのですが…
ちょっとそれは次回につづくということで。