重い1点

DeNA 点差以上にある巨人との差 中畑監督「競り勝たないと」
セ・リーグ DeNA1―2巨人 (9月10日 新潟)
 巨人を上回る7安打を放ち、再三好機を迎えながら、DeNAは1点差に泣いた。
 5回にブランコの一撃で同点に追いつき、6回以降は先頭打者が4度続けて出塁。しかんし、バント失敗、三振併殺などホームが遠かった。9回は1死満塁に追いつめながら、荒波がニゴロ併殺打で試合終了。少ないチャンスで得点した巨人と、走塁も含め拙攻が目立ったDeNAとの間に、点差以上の差を感じた試合だった。
 中畑監督は「競り勝たないと」と悔しさをにじませ、敗戦を振り返ったが、クライマックスシリーズ進出へは1つも負けられない状況のDeNA。4カード連続勝ち越しの勢いは、まだ残っているだけに連勝で5カード連続といきたいところだ。

こういう試合で流れを持って来れない、1点をもぎ取れない。
それが結局弱さですよね。

チャンスを作りながらことごとくうまく行かない。
点が入ったのはHRだけ。

情けない、としか。


映像もほとんど見られてはいませんけれども。
最終回のあのゲッツーもちょっといただけないですよね。

四球四球で作ったチャンスなわけでしょ。
1点差で。それでゲッツーってなぁ。

ランナーも何かひと工夫でもできなかったのかなぁ…

アウトが一つで済んだらそのまま同点、なお追加点のチャンス、なわけで。


何とかしてほしいところでしたね。


残りのあと2試合。
どんな戦いを見せてくれるのか。

ベイスターズの意地を期待しています。

    

「4522敗の記憶 ホエールズベイスターズ涙の球団史」を読みました。
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聞けて良かった、と思う話と。
聞きたくなかった、と思うような話と。

それでも読み終わる頃にはなぜか号泣する自分がいたのです。

ここ数年の低迷。
ファンであることにためらいなど何もなく過ごしてきました。

それでもやっぱり、心のどこかで蓋をして、
見ないことに、無かったことにしていたんだということにも気づかされました。

「涙の球団史」と銘打たれるだけあります。
出てくる証言はどれもこれも、驚くほどに後ろ向き。
悔しさとかやりきれなさとかそんな思いばっかりです。

それはやっぱり、勝つこと、勝ち続けることでしか晴らせないのです。

表紙は横浜スタジアム
沈む夕日はまた昇るのか。