夜明け前のモノレール  観光列車みすゞ潮彩の旅 その1

1月19日。

とりあえず最後の18切符を消費するためまたお出かけ。

一畑、山口クリスマス、北陸紀行3日目、北沢産業網干の探索と来て、ラスト1回の目的地は再び山陰。
未乗線を減らしていこう、ということで、比較的乗りやすそうな美祢線がターゲット。

乗りやすそうって言っても、三江線と山陰線の益田-出雲市間と比べて、の話ですけど。
めっちゃ低レベル。どれも乗りにくいわ。


さぁそれでは美祢線へ、と行きたい所ですが、
まぁそれだけ乗るのはなんとも詰まらないところ。

せめて何か面白い列車に乗りたいじゃないですか。
しかし美祢線にはキハ120しかない。これはツライ。

それなら周りの路線で…と見渡すと。
あるではないですか。山陰線下関-仙崎間を走る観光列車、みすゞ潮彩!

というかまぁ、SLクリスマスのときにも検討はしてたんですけどね。
その時はダイヤ合わずに断念でした。


で、旅の始まりはなぜか夜明け前の小倉駅
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まぁ前日から移動しておこうかということで。

駅構内は閑散としています。
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普段なら大勢の人がいるはずの空間に誰もいないってなんか怖いですよね。
夜の学校が怖いのもそういうことなのかな。

しかしこんな時間でも、改札行けばちゃんと人がいて、
ちゃんと18切符にスタンプ押してくれるわけです。

さすがにちょっとなんか複雑な思い。
こんな時間からお仕事しなくてもよくね…?
人もいねぇんだし。

さぁとりあえず最初の目的地に向かおうかしら、と列車に乗り込みました。
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が、到着時点でも外は真っ暗。

これではちょっと歩く意味が無い…ということで小倉駅へUターン。無駄なことしてます。
まぁ18切符ならではの行動ですよね。

戻ってきて何するか、というと。
こっちの路線に乗りたいな、って。
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小倉から企救丘までを結ぶモノレール、北九州モノレール
吹き抜けの中にモノレールのホームが、っていうのはなかなか斬新な光景ですね。


25周年なんだそうです。
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自分の生まれるちょっと前かぁ。

やってきた列車は真っ赤。
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コカコーララッピングは強烈だな。

しかしこんな朝早くからいっぱい人が乗ってますねぇ。
お仕事って大変だ。

終点企救丘にて。
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全長は8.8km。さして時間もかかりません。

しかしこのおでこの上の回転灯は何なんだろうか。
どういうときに光るんでしょうね、これ。


終点からすぐ折り返してもいいんですが、ちょっと歩いてこんなところへ。
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その路線を知るには車庫は外せないでしょう!w

まぁ、真っ暗でこんな写真しか撮れないんですけどね。
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肉眼ではもうちょっとマシな全景が見えてはいるのですが。

車庫からぐるりっと回って出てくる感じが面白かったです。
まるで説明できてない画像ですけど。

作業用車両もいます。工作車って書いてある。
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モノレールみたいな珍しい鉄道でこういう珍しい車両を見るとテンションあがりますね。



とりあえず見るもの見たし、次もあるし。さっさと戻ろうか。
みすず潮騒の旅とか銘打っときながら、実はまだ先は長かったりします。



つづく