元祖トロッコ清流しまんとの旅(前)

旅の始まりは高知駅
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ホントはここに到るまでの道のりもあったのだけど写真撮ってないという。

高知から窪川までは特急あしずり1号。
四国内の定期列車で唯一乗ったことの無い特急だったのでわざわざ指定席なんぞとってみました。

まぁ車内ガラガラで全然自由席でも問題なかったんですけども。
それに、乗ったことが無い、なんていっても車両は普通の2000系だしね…

窪川到着。
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跨線橋を渡って隣のホームへ乗り換えです。

4番乗り場で待機するのは元祖トロッコ列車、清流しまんと1号!
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国鉄・JRグループでは最も早く登場したトロッコ、ということで「元祖」なのだそうです。

牽引する車両は変われども、トロッコ車両は84年に登場して以来そのまま。
貨車にいすと屋根つけてやったから乗っとけ!みたいな豪快さが実に魅力的です。
まぁ、そんな単純なだけの車両でもないのですけども。

でも、その後98年に初登場したキクハ32と比べると雲泥の差です。色々と。

高松駅常備。
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どういう意味かはよく知らないけど、「常備」つーからには常に備えておく、ってことなのかな。
でもこれが高松においてあるのって見たことないような。
普段どこにあるんですかね。宇和島か松山なのかな。


ロッコ乗車区間土佐大正から江川崎まで。
それ以外の区間は隣のキハ54に乗車することとなります。

この区間がまたなんとも待ち遠しい。
いいじゃないか、窪川から乗せてくれたって。

そして土佐大正からいよいよトロッコへ。
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ロッコには乗車口が無いため、隣のキハ54の貫通路を通って乗りこみます。

木の椅子とテーブル、天井の電球。
どれもなんとも味があるというか。

そしていざ走り始めれば、車窓に広がるは日本最後の清流、四万十川の絶景。
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これはもうなんともいえないですね。
素晴らしい。


貨車改造ということで、レールのつなぎ目の振動がダイレクトに伝わってきます。
椅子も硬いので尚のこと。

腰痛持ちの人とか厳しいだろうなw

あと2軸貨車なんで、振動が「がたんごとん」のリズムじゃないんですよね。
「がん がん」って感じ。これも面白かったです。

ハゲ駅。
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これで喜ぶのはなんだか小学生みたいではあるんだけどもw
でもやっぱインパクトある駅名ですよね。

入場券とかあったら最悪かもw ハゲへの入り口w
そしたらもうあれですね。ハゲから北海道、増毛への片道乗車券を売るしかないですね。

クソ高い記念乗車券になるけどw


楽しい楽しいトロッコ区間もあっという間にあとわずか1駅。
終わりは近いです。



続く。