【予讃線旧線】 坂出港支線跡

今回探索するのは前回(既に3ヶ月前の記事ですがw)同様予讃線廃線跡
ただし前回と違って付け替え線ではなく、こちらは貨物支線です。

予讃線坂出駅と坂出港間、さらにその周辺の工場を結んでいた貨物線。
廃線直前にはキハ185系による団体列車が走ったこともあったそうです。

自分がこの路線を知ったきっかけは高校時代の模試。
地理の問題で取り上げられた地図中に見たことのない路線を見つけ、
調べた結果この路線に行き当たったのです。

それから実際の探索に至るまではかなりの時間を要することとなってしまいましたがw


一応前置きしておきますと、今回全線の探索はしていませんし紹介が出来ません。
坂出港駅周りは歩いているんですが廃線跡の確定が出来なかったのが第一の要因です。
あとから調べると確実にその場にはいたんですけども…w


さらにもうひとつの要因として挙げられるのが、去年あった坂出の殺人事件です。
祖母と孫2人の3人が殺害された事件。
お父さんが色々中傷されたことでも印象的でしたが、実は遺体発見現場がこの路線のすぐ横です。
遺体発見現場の横にレールが写っているニュース映像があったので間違いないです。
おそらく引込み線の最深部かと。


そんな事情もあって今回紹介は途中の信号所跡から、ということで。


こちらがこの信号所になります。
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写真中央下部にコンクリートの橋台が写っています。
3線か4線分くらいあるのではないかと。

さぬき浜街道からの撮影です。


橋台跡部分は横から見るとこんな感じです。
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接近しようにも夏場の雑草にはちょっと勝てそうもありません。

ここからは坂出駅方面に戻っていきます。

廃止はもう20年ほど前になるはずですが、土地の再利用は進んでいないようです。
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ただの空き地、といった感じ。坂出港方を向いています。

そこから振り返るとこんなんです。
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草がてんこ盛りになってる部分が廃線跡
これは…探索のしようがないです。

鉄橋が残ってたり
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バラストらしき小石が残ってたり
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それらしき盛り土的なものが残っていたり
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それなりに見るものはあるにはあるんですが、何しろ放置されている土地なので雑草がひどいところも多く、
所々で迂回してまわらなければいけません。これが何というかしんどい。

橋台跡が一番分かりやすい遺構ですね。
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周囲が田園地帯で水路も多かったためこのような小さな鉄橋も多かったみたいです。

古レールの柱にさび付いた標識が。
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これは何の標識でしょう?
さび付きすぎてちょっと読めないです。
現職となって勉強したら後々分かったりするんでしょうかw


坂出駅に近づくにつれて周囲は住宅地となり、
廃線跡は道路と接する部分を封鎖されるようになってきます。
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これではどうにも。

途中このような隙間を見つけて入っていっても、
雑草がひどかったりして廃線跡の探索はなかなか困難です。
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結局中を歩くより外から眺めているだけといった感じに。


最後は坂出中央幼稚園の横で予讃線に合流となります。
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こはちょっとだけ坂出港よりの地点ですけど。

合流地点は既に何か建物に転用されていました。
これから再利用が進み始めるのかもしれませんね。


とりあえずここで探索は終わり。
下調べ不足でイマイチ不完全燃焼といった感じですが、まぁこんなところかなぁとも思います。


次回は加古川刑務所専用線で。