【予讃線旧線】 宇多津駅周辺 その2

すぐ横の道路脇堤防からさっき立っていたところを撮影。
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右手から家の横あたりをすり抜けてすぐ車道に出られます。

堤防のコンクリが新しいのは高潮対策工事が行われた結果みたいです。

この区間、鉄橋は丸亀寄りにもう1本架かっていたようです。
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全部鉄橋にしなかったっていうのがちょっと不思議な感じですね。

というか普通河を渡る廃線跡ってせいぜい橋脚かその跡が残るぐらいが普通ですよね。
この光景はなんとも異様というか不思議な光景に見えます。

まぁでもこの区間は明治30年開業と歴史の古い区間ですから、
この幅ですら一気に鉄橋で渡るというのは技術的に難しかったのかもしれませんね。
もしくは金銭的な問題か。
河の中に路盤作っちゃう方がお金かかるような気もしますけどw


そういうことに思いをはせるというのも廃線跡歩きの楽しさのうちですね。

対岸から先は完全に道路転用されています。
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おそらくこの先現在線と接続するところまで続いているんでしょう。

でも道路転用されたところなど歩いてもあまり面白そうな気がしません。
なのでこの先は完全スルー。

道路から宇多津方。
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手前の堤防もつい最近整備されたもののようです。

しかし堤防から先に、まだ侵入できる形で廃線跡が残ってるってのが不思議な光景ですね。
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普通こういう工事するなら一緒にぶち壊したりしないもんなんですかねぇ。

というか河の中に路盤を残し続けてていいんだろうか、って言うのも疑問です。
そりゃまぁわざわざ撤去するにもお金はかかるんでしょうけども。

とりあえず堤防を乗り越え、枯れ草や雑草をわしゃわしゃとかき分けて路盤の端へ。
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手すりというか柵があるってことは、左側が保線員通路だったんですかね。
車窓から見てる分には案外近い距離に見えましたが、実際現場に立つとかなり遠いです。

これジャンプして届いたら凄い、ってレベル。
なんか事前に思ってたよりも実際に調査できる区間は長くないですね。

河の真っ只中に存在する部分は結局立ち入れないし。
歩いてみたかったけどなぁ。

まぁしゃーないですね。

帰り際に旧線と現在線を行く2000系特急「南風」。
土佐くろしお鉄道所有の車両です。
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アンパンマンか… しかもドピンクの…
個人的にはあんまり好きじゃないんですよねぇ。15年前ならいざ知らずw
でも、これ導入して乗客は確かに増加したそうです。JRの社員さんが言ってました。

というかこれがないと土讃線特急は厳しいレベルだったとか。
JR四国発足後は高速道路の整備が進むばかりで、
鉄道は一気においてかれたとか説明会でも普通に言いますしね。

まぁ…そういう事情だったらこれも我慢するしかないですよね。
どうしても嫌だなんて言ってたら土讃線特急そのものが消えます。


しかし2000系もいつまで使うんでしょうね。
昔はよかったけど、最近は車内設備にもちょっとくたびれが見えるんだよなぁ。

まぁ車齢的にはそこまでいってる車じゃないけどさ。
問題は経年劣化よりも整備不良の方だろうなぁ。

まぁ四国お金ないもんな。



ひとまず先ほど通った道をそのまま逆戻り。
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とりあえず水上は終わったから今度は市街地だな。


まっすぐ伸びている廃線跡を追っていきます。



続く