【土讃線旧線 土佐北川~第3穴内川橋梁】その3

ひとまず傍目にはただの道路にしか見えない区間を進みます。

これってもしかしてコンクリートカルバートの一部かなぁ…
イメージ 1
なんでもないようなものでも鉄道に関係したものに見えてしまいます。
というかそのくらいで無いと全く面白味も何も。

右側の斜面に碍子が沢山並んだ木材が。
イメージ 2
もしかしてハエタタキの一部?

斜面登って確認したいところでしたがさすがに自重しました。あぶねぇって。


なんでもないような風景が続きます。
イメージ 3
イメージ 4
う~む。つまらん。

家なんかはもう確実に現役時代はここになかった物件でしょうね。

つまんねーなーと言うしかない様な風景の中にこんなものが!
イメージ 5
信号用アースと書かれたコンクリ柱!
鉄道遺構発見ー!

これは確実に鉄道遺構でしょう。
この周辺に道路信号なんか無いもんw

しかしそのコンクリ柱1本見つけた以外はまた普通の道路歩き。
イメージ 6
う~ん…
道路転用されてる時点で予想はしてたけどね…

これは踏み切り跡でしょうか?
イメージ 7
奥に見える橋に繋がっています。

切り通し跡かな…。
イメージ 8
現役時代はどんな風景が見えていたんでしょうね。

遠くの方に現在線の橋梁が見えてきました。
イメージ 9
現在線は川を渡ってそのまま山中に消えますが、
旧線のほうは川沿いに沿って進んでいたんですね。結局それはそのままその時代の技術力の差というか。

景色としては旧線のほうがよかったでしょうね。
まぁ安定・安全運行できない鉄道なんていくら景色がよくてもカスですけど。

長閑な風景の中を進んでいきます。
イメージ 10
もう完全にお散歩状態。

踏み切り跡?その2。
イメージ 11
やっぱりみた感じ道路に上がるための設備ではないですよね。
踏み切りの跡なんでないかなぁ。

旧線と現在線の合流点と思われる地点。柵の左手はもう現在線です。
イメージ 12
とりあえずもうこの先遺構は無いだろう、ということでここで撤収。土佐北川まで引き返しました。

実際はここから大杉までの間にも廃線跡が残っていますがw


また暇が出来れば冬にでも再調査したいところです。



とりあえず土讃線旧線はこれで終わり。
それなりに歩きやすい感じでした。まぁその分廃線跡としての盛り上がりにはちょっと欠けますけどね。
手軽にやるなら、土佐北川から道路転用されていない部分をたどるだけでも
それで十分面白いんではないかと思います。


次回は万富駅周辺の専用線跡と山陽本線付け替え跡。
これはまぁすぐに更新できると思います。