【別府鉄道跡 土山線】 郷土資料館~別府港


大中遺跡を抜けると遊歩道は終わり。完全に道路に拡幅されています。(地点C)
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土山駅から1kmちょっと。
ここからしばらくはちょっとつまらない道のりが続きます。

歩いても歩いても見えてくるのはただの道。
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ほとんどただの散歩ですね。

1kmちょっと歩いて川崎重工の工場(ここにも引込み線があったらしいが未確認)を超えると、
ちょっと鉄道跡の雰囲気漂う遺構が。

ワ124貨車。
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かつて別府鉄道で使用されていた車輌です。
現在は下回りを外され倉庫として生き延びています。

さらにその少し先には国道250号線との立体交差。(地点D)
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高架にはってある金網の位置が、右にずれているあたりにかつての痕跡を感じることが出来るでしょうか。

このあたりに中野という中間駅が存在したらしいですが、
それらしき遺構は見当たりませんでした。

国道250号を超えて少し歩くと道幅が狭くなります。
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歩道もないので歩きづらい…

山陽新幹線山陽電鉄をくぐっていきます。
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山陽電鉄をくぐる部分では間隔が物凄く狭いです。
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単線の鉄道は道路転用しても拡幅しないと不便なんですよね。

橋台には何かを取り付けていたのであろう金具が残っていました。
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山陽電鉄をくぐり緩やかに左手に曲がりつつ歩いていくと、
突如線路跡を利用した道路が途切れてしまいます。
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この先に別府港駅が存在したはずですが、
もはやその面影はどこにもなく。

完全に土地の転用は終了しているようです。

ひとまずこのあたりで土山線の探索は終了。
次回からは野口線跡のほうへと向かいます。


続く。