雲仙岳とキハ2500 (熊本・島原ぶらり旅19)

安徳駅駅名板。
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色褪せが凄いです。

安徳駅ホーム。
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島鉄44駅中唯一の高架駅でした。

このあたりは雲仙岳噴火で多大な被害を受け、それを何とか復旧させた区間でした。
ある種復興の象徴ではないかとも思うんですが…

廃線後はどうなるんでしょうね。
高架区間なんか取り壊しにも費用がかかるし、転用も難しいし。

ホームへの行き来は階段です。
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ちょっと不思議な光景ですね。

加津佐方から。
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駅名板が随分ずれた位置にあるなぁ、と。


水無川導流提。
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雲仙岳といえば個人的には火砕流や噴火のイメージが強かったんですが、
土石流なんかの被害も大変大きかったそうです。

現在も豪雨の際には警戒が必要なのだとか。
自然の脅威を感じますね。

雲仙岳には少し雲がかかりもやっています。
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朝方はもっと綺麗に見えていたんですけどね。
これならまず朝一で安徳下車のほうがよかったなぁ。

それならキハ20も絡められたのに。

周囲の町並みはここまで見てきた町と違い、
家や歩道、信号など、どの設備も新しいような印象を受けます。
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それだけ全てが破壊されたということなんですよね。


自分は鉄道を優先したので、恥ずかしながら災害記念館や被災家屋保存公園などは一切回っていません。
まぁ、未だ噴火の爪跡が残る雲仙岳を眺めつつ、
ただ街中を歩くだけでも少しは感じるものがあったかな、と思ってます。

やっぱりなんか独特の雰囲気ありましたしね。


一度はそのあたりも行っておきたいと思うんですけどね。
島鉄が一部廃止になった今、そこまでの気力はちょっと。


雲仙岳をバックに水無川橋梁を渡るキハ2500。
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やはりこの風景は押さえておきたいところでした。よかった、間に合って。


まぁ、写真は大したこと無いですけど。
二度と撮れないという意味ではやっぱり貴重です。自分的に。


ちょっと寄り道してから安徳に戻ります。




続く。