四国ぶらり旅 その8 琴平~新改

やってもた。

この日の第一声はこれでした。
土讃線某駅を始発で飛び出すために朝5時にセットしておいたケータイのアラーム。

念には念を入れてスヌーズ(一度切れてもまた鳴る)までセットしておいたのですが、
思い切り寝過ごしてしまいました。

「アラーム終了しました」の文字が虚しく画面に表示されていました。


いきなりの予定ぶっ飛び。
どうしようか…というかどうしようもない。

ひとまず琴平まで送ってもらい、そこから考えることにしました。

とりあえず予定としては先ほど述べたとおりどうにもならない。
リカバリしようにも18きっぷ利用ではこの区間、本数が少なすぎるので動きようがないんですよ。
次の土讃線下り列車はなんとなんと2時間後。
そして2時間待って阿波池田にたどり着いてもそこでまた1時間半待ち。


…もう特急ワープの一手を打つしかありませんな。

というわけで2000系南風です。ひとまずこれで阿波池田へ。
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正月明けということで懐は十分暖かいわけですが、
ここは最小限のワープにとどめました。

阿波池田土讃線普通に乗り換え。

「高知行きは、降りましたホーム向かい側…」との案内があり、
いざ降りてみると目に飛び込んできたのはJR四国最新鋭、1500形気動車

やったぁ、クロスシートだ!と、喜んだのもつかの間でした。

よく見ると高知行きは奥に止まっているキハ32(全面ロングシート)でした。
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…うわぁ、ぬか喜び。

かなーりガッカリしました。
まぁ、よく考えりゃ現状1500形は土讃線に来る訳無いんですけどね。


小歩危駅で運転停車
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普段は運転停車の時は大体車内で待つんですが、
なんとなく気が向いたのでちょっと降りてみました。
崖にへばりついてるみたいな駅ですね。凄いところに作ったもんです。


そしていよいよこの日の最初の目的地、新改へ。

新改はいわゆるスイッチバック構造の駅。
下り列車は直接ホームに入ることが出来ません。
一度引き上げ線に入り、そこで進行方向を変えてようやくホームに入ってくるのです。

そのため運転手さんはわざわざ車内を移動して反対側の運転台へ。
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そしてホームに進入した後さらにまた元の運転台に戻って
そこでドアを開けるというめんどくさい手順を踏んで、ようやく新改駅到着となります。

大変ですねぇ。
乗客がいなかったらバックでそのまま突っ込んじゃえ、とか思ったりしないんだろうか。

新改駅。
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山の中の静かな駅です。
ここまで乗ってきた列車のエンジン音が響くのみ。

利用客も少ないのでしょう。
最初運転手さんはドアを開ける素振りすら見せませんでしたw

降り口まで切符を持ってやってきた私を見て「降りるの?」と半分驚いたような様子でしたw

おりるよー(´・ω・`)。

線路の終端。
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半分雑草に埋もれています。


乗ってきた列車はこの駅で特急退避の長時間停車。

その特急が通過。
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この駅に止まるのは普通列車のみ。
特急はスイッチバックなんか関係無いとばかりに駆け抜けていきます。

実は特急退避はこれで2本目。ブラブラしている間に1本目は見逃してしまったのでしたw

特急通過を待って普通列車も発車。
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さいならー。


ひとまず少し周囲を廻ってみることにしました。




続く。