天浜線と遠鉄の旅 その1

弟が何か大きな大会に出るため遠征する。
 ↓
それを応援するために家族総出で遠征にでる。


毎度の流れです。


遠征先で自由時間が出来る。
 ↓
長男だけ勝手に一人で自由行動をとる。

これももう毎度の流れですw


というわけで、静岡まで遠征してまいりました。
今回の旅の始まりは静岡県掛川市天竜浜名湖鉄道掛川駅です。
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なんというか「これが駅?」と言いたくなるような外観ですね。

ちなみにこちらはJR掛川駅
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こちらはまぁいかにも「駅」といった佇まいです。

さて、今回の目的はタイトルにある通り、
天竜浜名湖鉄道・通称天浜線遠州鉄道の乗り潰し。

ただし時間制限つきなので、ほとんど「乗るだけ」の行程となってしまいました。

さて、まず乗車するのは天竜浜名湖鉄道
国鉄二俣線を引き継いで1987年に開業した第3セクターの鉄道です。

JR掛川駅から浜名湖北岸を経由してJR新所原駅に至る路線で、
建設の際には東海道線が攻撃を受けて不通になったときの迂回路という目的もあったとか。

これは軍部からの要請があったそうで、
当初は国鉄明知線と接続して遠美線となるはずだった計画を変更して現在のルートとなったそうです。

まぁなんというか歴史はそれなりにある路線です。




ちなみに20年前までは国鉄線だったということで、ホーム自体は隣接しています。
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じゃあなんで駅舎分けるねん、って感じですね。

さて、今回使用する切符は「みちくさ切符 下り」。
片道のみ乗り降り自由、逆戻り不可という不思議なタイプのフリー切符です。お値段1200円也。

掛川新所原が1280円なので、ただ単純に乗り通すだけでもオトクです。
途中何度か乗り降りすればさらにオトクに!

素晴らしいですね。


さて乗車するのはこちらの車輌。TH2100型。
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まぁイマドキのディーゼルカーです。
伊勢鉄道の車輌に似てますね。

トイレがないのがちょっと気にかかるところ。


ここからは気が向いた駅だけ撮影。

桜木駅
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いい感じの駅舎ですね。
路線の歴史が古いと駅舎もいいのが出てくるなぁ。


車窓にはお茶畑。
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さすが静岡。

しかし乗り合わせたおじ様おば様方の団体がうるさいうるさい。
どうやらこれからハイキングかなんかのようですが、
こんなとこからそんなテンションじゃぁ最後まで持ちませんで。

遠州森駅。
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信号待ちの長時間停車の間にトイレ休憩。

伝言板があります。
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こんなの今時使う人なかなかいないだろうになぁ。

待合室もいい感じです。
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こんな駅が地元だったらどんなにステキだろうか。
…まぁ実際地元だったらこんなボロイのかっこ悪い、とか言ってるかも知れませんがw

再び車内に戻って旅行続行です。


遠江一宮駅の駅名板。
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ローマ字標記がやたらと長いですw
「とう」と「とお」が両方同じ表現なんですね。まぁ他に書き様ないですけど。


この駅は上りホームと下りホームがずれて設置されています。
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下り車輌の先頭から撮った写真です。もうちょっと分かりやすい構図で撮ればよかったですね。

多分かつてはタブレット交換でもやってたんでしょうね。


天竜二俣駅に到着。
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とりあえずこの列車はここ止まり。
次の列車が来るまでしばしの時間潰しです。




続く。