神戸臨港線跡を歩く その2

少し歩くと砂利の色が茶色から真っ白に変わりました。
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しかも路盤よりはるか高くに盛り上げられています。

ちょうど今立っているところとレベルになるくらいの高さです。


本線をアンダーパスする部分はコンクリで完全に塞がれていました。
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何で砂利なんか積んだんだろう、と思ったんですが、
あれはここの工事をするのに車輌を入れる道を作った跡なんでしょうね。

そう考えると道路と同じ高さになってたのも納得です。

反対側もしっかり塞がれていました。
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やっぱり天下の東海道本線直下に空洞があるってのはまずいんでしょうね。

線路跡はレールが完全に撤去され、単なる空き地になっています。
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右手のビルの前を通る砂利道も、かつての東京方からの貨物の進入路。


まだまだ残ってるんだなあ、と思って振り返るとそこには衝撃の光景が。
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…お、思いっきり線路跡にマンション建てとる。

まだ廃止から4年なのになぁ…
住宅地の廃線跡は消えるのが早いです。

途中の歩道橋に掛かっていた説明板。
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ここは明治から昭和に掛けて、欧州連絡列車も通った由緒ある路線なのです。

現地の地図にはまだ臨港線が残されていました。
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まだ4年ですもんね。


かつて踏み切りだったであろう場所は、完全に普通の道路と化しています。
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地面にレールが残るとかそんなことも全くなく。

人が多いと廃線跡の土地もすぐに転用されてしまいますね。
しつこく言うけど、4年ですよ?まだ。
碓氷は10年経ってもそのままだし、紀州鉄道も20年そのままだし…
姫路モノレールなんか30年経っても昔のままのところばっかじゃないですか。
なんだかなぁ。なんだろなぁ。


しかししかし。
この踏み切り跡を越えるとそこにはほとんどそのままの姿で残る線路が!
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線路跡を潰してマンションを作るすぐその横に未だ線路が残る!
なんなんだ!なんてわけの分からない路線なんだ!w

面白い!w


線路を見つけてテンションも上がってきました。




続く。