日本最北端の駅へ 目指せ最北端その11

スーパーカムイから降り立ったのは滝川駅
イメージ 1
また戻ってきたんかい、って感じです。

ここからキハ40に乗り換え。
イメージ 2
せっかくの特急乗り放題のきっぷなのに、
ローカル線ばっかり狙ったかのように乗ってますね。

やはりこれは根が田舎モンの証拠であるな。


滝川から富良野まで根室本線で移動。
イメージ 3


駅舎が富良野エクスプレスカラーですね。
イメージ 4
懐かしいな。たしかプラレール持ってたぞ。
もう25年くらい前の話ですけど。


北海道は今どきもう珍しい列車別改札がまだ残っています。
イメージ 5
まぁ、改札としてはこれが本来の姿なのだとは思いますが。
昔ながらのやり方、ですよね。

富良野からは富良野線
イメージ 6
この乗り方だと、根室本線富良野新得間が未乗に残ります。
まぁ、ここはいずれ日本一長い普通列車で、とこの当時は考えていたのでした。

残念ながらこの判断は、後に失敗であったということになるのですが。



案内上のものではないと思いますが、こんな愛称が。
イメージ 7
地方ローカル線はホントマイレール意識が大事ですからね。
直接利用する人だけにとどまらず、鉄道があることで影響を受けるヒトというのは大勢いるわけで。


自分が乗らないから関係ない、というような、
そんな単純な話をしてしまってはいけないのです。


列車は高架の旭川駅に到着。
イメージ 8
この空間にはなんとも不思議な組み合わせですね。


旭川からはこの日の最終ランナー。
イメージ 9
特急、スーパー宗谷に乗って行きます。

側面ロゴはTilt261。
イメージ 10
車体傾斜システムが旅行当時は機能していました。



列車は人里少ない区間を走ります。
気が付けば車内は貸し切り状態。
イメージ 11
晦日稚内最終便ですからね。
乗ってるわけないのは分かってた話ですけども。

窓の外には民家の明かりも街灯も何も見えず、
時折踏切が思い出したかのように通り抜ける程度。

かろうじて見えているのは、
車内から漏れる明かりに照らされた雪原が流れゆく様子のみ。

窓の形に照らされた、連続した四角い区画の中で、
かろうじて雪の凹凸が流れて行くことが列車が動いていることを知らせます。


誰もいない車内。
闇の中を行き、何も見えない車窓。


これは、本当に稚内へと向かっている列車の中なのだろうか。



悪い夢でも見ているのではなかろうか、と
おかしなことすら考えてしまいます。

目的地じゃない、「どこかへ」と連れていかれている真っ最中なのではないか、と。


それでも、ちゃんと列車は最北の終着駅、稚内に到着しました。
イメージ 12
いやぁ、長かった。

色々寄り道したけれど、
この旅の目的地はここ稚内でした。


とはいえ、
まだ列車の移動が終わったのみ。


日が変わり年が変わって、
まだもうちょっとだけ続くのです。