急行はまなす

北海道新幹線の開業が間近に迫り、
本州と北海道の連絡体系が大きく変わろうとしています。

ダイヤ改正を前に旅客列車が運休するため、
この３連休が海峡線の最終運行。

中でも夜行列車は今日発のものが最後だそうですね。

はまなすとカシオペア、
どちらも一度だけ乗ったことのある列車です。

思い入れがどこまであるか、というと正直いって微妙なところでもあります。

青森から札幌間。
学生時代まで関西在住の自分にはなかなか縁遠い列車でした。

青森まで行くのがそもそもひと仕事じゃないですか。
そこまで行くくらいならもう北海道行っちゃいますよ。さすがに。

ていうかそこまでレール利用で行くってのがそもそもね…
発想にないですよね。

守備範囲の外だなぁ、と。

それだけに関東在住の人なんかが
北海道行くのに北斗星やらはまなすやら使ってるのをブログなんかで見ると羨ましかったものです。

関東に来てから何度か東北・北海道に出かける機会はあり、
そこで乗れないことも無かったんですが。

さすがにいい加減夜行座席はしんどいし。
かといって寝台に乗るくらいならそのお金でホテル泊まった方が、ね…
お風呂とか入れる方がいいですよやっぱり…

時代に取り残されたっつったらそれまでなんですけどね。
車両も古いし、新幹線が無かろうと近いうちに無くなってたことは間違いなくて。

というか、最後のブルートレインが「はまなす」ってのがむしろ意外ですらありますよね。
「きたぐに」が消えて最後の夜行急行になってから４年。
まさか最後の定期夜行客車列車にもなるとは。

むしろよく持った方かな、とさえ思います。

一度だけ乗ったのは解放Ｂ寝台の上段。
開放寝台、ってのももはや死語となりますよね…

このハシゴがね、ちょっと頼りなかったりするんですよね。
ちょっと軋んだりなんかしてね。

残念な思いはありつつ、ただまぁ、仕方ないのかな、とも思うのですが。
寂しさはありますね、やっぱり。