三木鉄道の初代レールバス  三木鉄道の名残を追って その2

車内で運転士よりフリー乗車券を購入。
ただし一旦手元に渡るのはこちらの引換証。
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乗車券を引き換えるまでは、これが全線フリー乗車券と同等の効力を持つのです。
なので一応画像加工で斜線を。

完全に余談ながら、
運転士さんが眼鏡っ娘で可愛らしい感じでした。


のどかな沿線。
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途中で降りてもいいけど、それをやると自動的に1時間待ちになるのがな。
せめて毎時2本あれば、もっとまわりやすいのに。

法華口の交換設備が復活するとかいう話はどうなったんでしょうね。


終点北条町に到着。
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ここからはレンタサイクルで移動します。
電動アシスト自転車が1日500円。
普通の自転車ならたったの1日300円。とっても便利です。

カラダも動かしたかったので普通の自転車にしました。


ちょっと見に行きたいものがあるんですよね。
過去に一度だけ見に来たことはあるのですが。

30分ほど自転車こいで、たどり着いたのは台湾料理のお店。
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別に料理を食べに来たわけではありません。


駐車場の端、ひっそりと…
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三木鉄道開業時に導入された、2両のレールバス
そのうちの1両がここで保存されているのです。
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保存、と呼ぶにはあまりに厳しいこの姿。

それでも2軸レールバスがその姿を保っていること自体、貴重なことに思えます。
まして今は亡き三木鉄道のカラーリングそのままに、ですからね。

乗り心地はどんなものだったんでしょうね。
一度紀州鉄道で味わってみたいと思ってはいるのですが。


近くで撮影したかったのですが、
お店に入るわけでもないのにズカズカ駐車場に入り込むのも気が引けてしまいます。

なので遠くからちょっとひき気味に。

倉庫代わりに利用されているようですね。
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いろんなものが置いてあるのが窓から見えます。

先頭部は殆ど用水路の上に浮いています。
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車輪さえしっかり乗っていれば問題はないんでしょうけども。
なんだかちょっと不安にもなりますね。

今も残る社紋と車番。
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社紋が車体に残っているのって、もしかしてここだけじゃないでしょうか。
そう思うと相当に貴重なものに思えます。

まぁ、その価値を認める人がどれほどいるかという話ではありますが。


ガラスが割れてしまい、痛々しい姿。
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叶うなら、きれいな姿でどこかにきちんと保存してほしいものですが…
難しいのでしょうね。



再び自転車をこいで北条町駅へ戻ります。

つづく。